SUSTAINABILITYサステナビリティ
サステナビリティ基本方針
ケイティケイは、事業活動と経営戦略の中心に
SDGsの理念を据えて、
持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
2021年9月13日
ケイティケイは、創業50周年を迎えた2021年に、持続的な成長を成し遂げるためのグループビジョン“Change the office mirai”を策定いたしました。また、持続可能な社会の実現に向けた活動指針として、「サステナビリティ基本方針」を新たに策定するとともに、当社が今後も重点的に取り組むべき「サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)」を特定いたしました。
当社は、グループビジョンに基づき、「オフィスの未来を変える」ことを使命と考えています。持続可能な社会の実現を目指して「環境貢献」「DX」「人材育成・ダイバーシティ」「経営基盤強化」に取り組み、「持続可能な開発目標(SDGs)*」の達成に貢献してまいります。
* 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)
2015年9月の国連サミットで合意された、2030年までに経済・社会・環境の3つの側面のバランスがとれた社会を目指す世界共通の目標。17の目標と169のターゲットで構成される。
RESPONSIBILITY
環境・社会への取り組み
01循環型社会の実現
ケイティケイのリパックトナーは、使用済みのトナーカートリッジを回収し、トナーを再充填してお客様へお返ししているため、無駄な廃棄物を削減しています。また、使い終わったトナーカートリッジを再利用することで、新たにカートリッジを製造する時に発生するCO2の抑制にもつながっています。
さらに、部品寿命や破損などで再生できなくなったトナーカートリッジにおいても、粉砕後に再資源化しており、廃棄物を出さない『ゼロエミッションの達成』を実現しています。
- Repack商品の拡販
豊かな循環型社会の実現のために、プリンタートナーカートリッジの「リユースリサイクル」を推進しています。 - 使用済純正トナー、リパックトナーカートリッジの回収
02環境貢献
ケイティケイには、トナーカートリッジの再生を手がける生産本部駒ヶ根工場があります。駒ヶ根工場では、再生可能エネルギーである太陽光発電を活用しており、エネルギー資源の有効活用を意識した生産活動を行っています。
また、当社が提供するリサイクルトナーは、ISO9001をはじめ、STMC、E&Q マークなど、国内外の厳しい品質基準をクリアし数々の認証を取得しており、適切に化学物質を管理することで、環境面への配慮も実現しています。
- 駒ヶ根工場の太陽光発電及び売電
- 製品製造における化学物質の管理
- トナーカートリッジ模倣品の排除
第三者審査機関の“環境管理基準28項目・品質管理基準10項目” の厳しい審査をクリアし認証された製品の証として、リサイクルトナーカートリッジの本体と外箱に「E&Qマーク」ラベルを貼付
03働き方改革
当社のビジョンである「物心両面で社員が幸福になれる会社の実現」を目指し、 仕事と仕事以外(育児・介護・地域活動など)の活動を両立させるための数々の取り組みを行っています。その成果が認められ、「名古屋市ワーク・ライフ・バランス推進企業」をはじめとする各種認証を取得しています。また、お客様との継続的な信頼関係を構築していくために、プリンター全般に関する幅広い知識を習得した証として、社内資格制度「プリンターエキスパート資格(PX資格)」を設けています。自社工場を持つケイティケイだからこそ実現できる“現場での学び”を活かした研修などを実施し、社員の育成にも力を入れています。
- ワークライフバランスの充実
- 人材育成
- PX資格の創設
社内資格制度【プリンターエキスパート資格(PX資格)】を設けています。
04ダイバーシティ
駒ヶ根工場では2009年に障がい者の就労支援活動を始め、長野県「障がい者福祉施設の工賃アップ応援宣言!」制度の第一号認定をいただいています。駒ヶ根市の福祉施設等から常時10名程の障がい者の方に駒ヶ根工場へ通っていただいており、障がいの有無を超えてひとりの人として尊重し合い、ともに成長できる環境づくりを行っています。
その他にも、愛知県では「あいち女性輝きカンパニー」の認証資格を取得しており、女性の採用拡大、育成、管理職登用の他、働きながら育児・介護ができる環境づくり等、女性活躍の促進に向けた取り組みを推進しています。
- 多様性を生かした経営
- 人材採用
- 障がい者雇用
- 女性の活躍促進
05コンプライアンス
研修等による「コンプライアンスの徹底」の全社共有と、「リスク管理体制の強化」「コーポレートガバナンスの高度化」を意識した経営を継続していくことで、社会やステークホルダーと誠実に向き合い、企業価値を高めるとともに、持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進します。
- コンプライアンスの徹底
- リスク管理体制の強化
- コーポレートガバナンスの高度化
MATERIALITY
マテリアリティ
環境貢献
- リユース・リサイクルビジネスや再生可能
エネルギー利用によるCO2削減 - ゼロエミッションの実現
- 顧客のSDGs支援
- 新しい生活様式の提案
DX
- 中小企業等のDX支援
- 自社の生産性向上と顧客への付加価値提供
- DX分野の他企業との協業
⼈材育成ダイバーシティ
- 成長に向けたリスキリング
- 経営人材の育成
- 女性の活躍促進
- ワークライフバランス
- 障がい者雇用
経営基盤強化
- 成長を支える組織づくり
- 健全な財務体質の維持
- 新市場、CGCを見据えた
ガバナンス体制の強化
PROCESS
マテリアリティ特定のプロセス
ケイティケイでは、国際社会で合意された持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、2020年9月に「ケイティケイSDGs宣言」を発表するとともに重点課題と取り組みを定め、環境貢献や働き方改革等に力を入れて事業活動を行ってまいりました。これらの活動を基に、SDGs宣言における重点課題をさらに発展させるべく、ケイティケイグループビジョン踏まえて課題を抽出・整理し直し、さらに経営層での十分な議論、取締役会の決議を経て、事業を通じて注力するマテリアリティを特定いたしました。
SDGs
ケイティケイの取り組みとSDGs
マテリアリティは、ケイティケイが社会とともに持続的に成長するために取り組むべき重要な課題として、持続可能な開発目標(SDGs)等の社会課題の解決と当社の経営理念を結び付け、事業活動と経営戦略の基盤となるものです。
サステナビリティ重要課題 (マテリアリティ) |
事業活動・経営戦略 | SDGsとの対応 |
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環境貢献 |
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DX |
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人材育成ダイバーシティ |
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経営基盤強化 |
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私たちにできることを紹介しています。
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