行政書士の通信講座おすすめランキング!費用・保証・評判で徹底比較

行政書士は、法的書類の作成や官公署への手続きを代行する専門家で、独立開業も目指せる人気の国家資格です。しかし、資格を取得するには非常に難易度の高い試験に合格しなければなりません。

そこで多くの受験者が利用しているのが、通信講座です。行政書士の通信講座は、時間や場所を選ばずに効率的に学習できるため、働きながら合格を目指す方にとっては最適な方法といえます。
行政書士の通信講座の全容

数多くの講座が存在する中で、どの講座が自分に最適なのかと迷っている方へ、行政書士の通信講座の選び方から、おすすめの講座、効果的な学習法などについて詳しく解説します。

最短期間で、なおかつ1回の受験で合格したい!と思っている方は、講座選びの参考にしてください。

行政書士の通信講座おすすめ10選

まずは、数ある通信講座の中で、費用、サポート、学習の効率でおすすめの講座をご紹介します。

行政書士の通信講座おすすめ一覧特徴マップ

概要を一覧でまとめました。

アガルート キャリアカレッジジャパン TAC LEC フォーサイト ユーキャン スタディング 資格スクエア 大原 伊藤塾
受講料 入門総合講義:166,320円
 
入門総合カリキュラム(ライト):205,920円
 
入門総合カリキュラム(フル):295,020円
 
中上級総合講義:245,520円
 
中上級総合講義(ライト):285,120円
 
中上級総合講義(フル):374,220円
 
上級総合カリキュラム(ライト):196,020円
 
上級総合カリキュラム(フル):285,120円

※ 期間限定10%オフの価格

Aコース(学習サポート期間 1年2ヶ月):83,800円
 
Bコース(学習サポート期間 1年1ヶ月):78,800円
 
Cコース(学習サポート期間 1年):63,800円

※ WEB申し込みで割引あり

ベーシック本科生:198,000円〜231,000円(4〜6月開講)
 
プレミアム本科生:231,000円〜264,000円(3月・4月開講)
※ 一般教育訓練給付制度の対象コース
 
プレミアム本科生オンラインライブ通信講座:253,000円(随時受講可)
パーフェクトコースSP:265,000円〜298,000円
 
パーフェクトコース:245,000円〜275,000円
 
スタンダードコース:199,000円〜199,000円
 
S式合格講座+答練・模試セット:74,800 円
バリューセット1:66,800円
 
バリューセット2:76,800円
 
バリューセット3:94,800円〜99,800円

※ バリューセット3は一般教育訓練給付制度対象

69,000円 ミニマムペーパーレス版:34,980円
 
スタンダード冊子テキスト付:54,000円
 
コンプリート冊子テキスト付:69,400円
森Tの1年合格講座:159,500円〜169,400円
 
森Tの中上級合格講座:154,000円〜165,000円
 
森Tの上級合格講座:123,200円〜132,000円
 
森Tの速習合格講座:108,900円〜119,900円
パススル 行政書士:74,800円 行政書士合格講座 速修コース:188,000 円
 
行政書士合格講座 スタンダードコース/一括配信コース:238,000 円
 
行政書士合格講座 コンプリートコース/一括配信コース:268,000 円
 
行政書士 上級コース:248,000 円
 
行政書士 アドバンスコース:238,000 円
 
行政書士 ブラッシュアップ100:228,000 円
受講期間
の目安
12ヶ月〜15ヶ月 4ヶ月 ベーシック本科生は5~7ヶ月
プレミアム本科生は10~13ヶ月
パーフェクトコース(全80回)
パーフェクトコースSP(全87回)
合格講座スタンダードコース(全67回)
9ヶ月〜15ヶ月
12〜15ヶ月 6ヶ月 4ヶ月〜1年 6ヶ月〜1年 6ヶ月〜1年
返金保証 合格すると全額返金 不合格なら全額返金(条件あり)
合格できれば2講座目が無料
受験経験者割引制度あり 合格者受講料返還制度 不合格なら全額返金(条件あり) なし なし 合格者返金制度 不合格の場合、一部返金 合格者返金制度
無料相談 あり 電話、LINE、メール、チャット 無料説明会(校舎、オンライン)
体験講義もあり
本校・電話・オンライン
おためしWeb受講制度
電話 スマホ学習無料体験 無料体験講座 無料講義体験 オンライン、来校、メール、お電話 体験講義、ガイダンス
キャンペーン等 早期スタート安心制度
最大20%の各種割引制度
期間限定割引あり 早割キャンペーンあり 早割キャンペーンあり 割引クーポンあり QUOカードプレゼント 受講料10%オフクーポン 経験者割引(10%オフ)
合格お祝い金1万円
再受講割引あり 早期割引、最受講割引あり

アガルートは学習開始から1年で9割以上が合格している

アガルートの行政書士試験講座の強み

アガルートは、法学初心者から中級・上級者まで対応できる、さまざまな講座が用意されています。

出題カバー率95.7%という充実した入門総合講義で、法律を初めて学ぶ人でも、無理なく学習を続けていけます。

民法、行政法には特に力を入れており、オンライン質問サービスやオンライン演習サービスの利用で、着実に知識が身についていきます。

アガルートで学習を開始してから1年以内に合格した人の割合はなんと95.32%。最短で合格したい人にもおすすめの講座です。

合格後も、「行政書士 実務・開業講座10講座パック(72,600円・税込)」がありますから、試験に受かって終わりではない、仕事ができるようになるまでサポートしてくれるスクールです。

アガルート
合格率(令和5年度) 56.11%
受講料 入門総合講義:166,320円
入門総合カリキュラム(ライト):205,920円
入門総合カリキュラム(フル):295,020円
中上級総合講義:245,520円
中上級総合講義(ライト):285,120円
中上級総合講義(フル):374,220円
上級総合カリキュラム(ライト):196,020円
上級総合カリキュラム(フル):285,120円
※期間限定10%オフの価格
受講期間の目安 12ヶ月〜15ヶ月
教材 民法、行政法、その他
短答過去問集、記述過去問集
最新の法改正、判例
映像(動画)授業 あり
質問方法 オンライン
サポート体制 バーチャル校舎
オンライン質問サービスKIKERUKUN
オンライン演習サービスTOKERUKUN
AWESOMEコンサルティング
担当セルフチェックWebテスト
返金保証 合格すると全額返金
無料相談 あり
キャンペーン等 早期スタート安心制度
最大20%の各種割引制度
支払い方法 銀行振込、クレジットカード、コンビニ決済(合計金額30万円未満の場合のみ)、分割支払い(教育クレジットローン)、ペイジー

ユーキャンはスキマ時間に勉強しやすい

ユーキャンの行政書士講座の強み

ユーキャンといえば、さまざまな通信講座をリーズナブルな価格で提供している会社として、その名を知っている方も多いのではないでしょうか。

動画と紙のテキストと両方で学習を進めていきますので、初めての人でも無理なく学んでいけるシステムとなっています。

動画が1本あたり6分と非常に短いのも続けやすいポイント。隙間時間に繰り返し視聴することで、知識の定着を図ります。

学んだ後は、スマホでWEBテストを受けて、アウトプットもしっかりできる充実した講座となっています。

ユーキャン
合格率(令和5年度または令和4年度) 10年間で2,500名
受講料 69,000円
受講期間の目安 6ヶ月
教材 入門テキスト・応用テキスト
基礎知識問題
問題演習
添削課題
映像(動画)授業 あり
質問方法 WEB、郵送
サポート体制 随時質問可能
法改正情報や試験動向
返金保証 なし
無料相談 スマホ学習無料体験
キャンペーン等 QUOカードプレゼント
支払い方法 後払い(一括・分割)(ゆうちょ、コンビニ、キャッシュレス決済で支払い)、クレジットカード決済(一括・分割)、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い

スタディングは仲間と一緒に勉強できる

スタディングの行政書士講座の強み

忙しくてもスキマ時間を使って効率よく学びたいという人におすすめなのが、スタディングのスマホ講座です。

1つの講座が約5分〜15分ですから、仕事や家事の合間に効率よく学習を進めていけます。

最新のAI機能を使い、学習をサポート。理解度にあわせて復習問題をセレクトしてくれたり、ひとりひとりにあった最適なスケジュールを立ててくれます。

オンライン上で仲間を作る「勉強仲間機能」もあり、最後までモチベーションを保つ工夫がなされています。

スタディング
合格率(令和5年度または令和4年度) 2023年216人
受講料 ミニマムペーパーレス版:34,980円
スタンダード冊子テキスト付:54,000円
コンプリート冊子テキスト付:69,400円
受講期間の目安
教材 基本講座
過去問解法講座
記述式解法講座
論点整理講座
合格答練、合格模試
映像(動画)授業 あり
質問方法 オンライン
サポート体制 AI問題復習機能
勉強仲間機能
学習フロー・学習レポート
返金保証 なし
無料相談 無料体験講座
キャンペーン等 受講料10%オフクーポン
支払い方法 クレジットカード、Amazon Pay、コンビニ支払、ペイジー支払、銀行振込、ローン(分割払い)

キャリアカレッジジャパンは不合格なら返金保証あり

できるだけ費用をかけずに、なおかつ短期間で合格したい人におすすめなのがキャリアカレッジジャパンです。

しかも、万が一不合格だった場合、全額返金保証がついていますので安心です。

合格すれば、他の人気講座を無料で受講できるという特典もあります。簿記や社労士など、行政書士として独立した後にも役立ちそうな講座を追加で受講するのも良いでしょう。

短期間で合格できるように、出るところだけを徹底的に分析。紙のテキストと動画の講義がセットになっており、仕事や家事で忙しい人でも効率よく学習できるプログラムとなっています。

キャリアカレッジジャパン
合格率(令和5年度)
受講料 Aコース(学習サポート期間 1年2ヶ月):83,800円
Bコース(学習サポート期間 1年1ヶ月):78,800円
Cコース(学習サポート期間 1年):63,800円
※WEB申し込みで割引あり
受講期間の目安 4ヶ月
教材 憲法・基礎法学
民法、行政法
商法・会社法、業務に関する基礎知識
過去問題集・オリジナル条文集
添削問題集
映像(動画)授業 あり
質問方法 WEB
サポート体制 最長1年2ヶ月間、何度でも質問OK
添削指導
就・転職サポート
独立・開業サポート
返金保証 不合格なら全額返金(条件あり)
合格できれば2講座目が無料
無料相談 電話、LINE、メール、チャット
キャンペーン等 期間限定割引あり
支払い方法 AmazonPay、PayPay、クレジットカード、コンビニエンスストア、ゆうちょ銀行・郵便局、代金引換

TACは通学生と同じ授業を受講できる

基礎的な内容からしっかり学ぶことができて、およそ20万円の受講料は非常にリーズナブル。初めて法律を学ぶ人で、効率よく学びたいなら、記述対策もしてくれる「プレミアム本科生オンラインライブ通信講座」がおすすめです。

通学講座の「プレミアム本科生」と同じ授業をライブで受講できます。しかもアーカイブがありますから、見逃しても大丈夫。随時受講できますから、忙しい人でも効率よく進めていけます。

TACの強みは、オンライン自習室というシステムです。自動的に5人1組のチームが編成され、目標勉強量を設定。勉強の様子を映し合うことで緊張感を持って学習を進められます(顔と背景にはぼかしあり)。

一人では挫折してしまうかもしれないと心配な人におすすめのスクールです。

TAC
合格率(令和5年度) 56.4%
受講料 ベーシック本科生:198,000円〜231,000円(4〜6月開講)
プレミアム本科生:231,000円〜264,000円(3月・4月開講)
(※一般教育訓練給付制度の対象コース)
プレミアム本科生オンラインライブ通信講座:253,000円(随時受講可)
受講期間の目安 ベーシック本科生は5~7ヶ月
プレミアム本科生は10~13ヶ月
教材 憲法・基礎法学
民法、行政法
商法
文章理解、基礎知識
過去問題集
映像(動画)授業 あり
質問方法 WEB
サポート体制 自習室(校舎・オンライン)
デジタル添削
オンラインスクーリング
返金保証 受験経験者割引制度あり
無料相談 無料説明会(校舎、オンライン)
体験講義もあり
キャンペーン等 早割キャンペーンあり
支払い方法 現金納入、デビットカード、クレジットカード、インターネット、銀行振込・郵便振替、大学生協等代理店

LEC東京リーガルマインドは質問回数も制限なし

LEC東京リーガルマインドの講座は、法律を学ぶのが初めての人でも、インプットとアウトプットを繰り返し、高い実力がつくカリキュラムとなっています。

質問回数にも制限がないため、小さな疑問でも聞きやすいのが大きなメリットです。

必要な知識を身につけた後、最終的な仕上げとして模試までしっかり組み込まれていることもメリットのひとつ。全日本行政書士公開模試を2回、ファイナル模試1回で、仕上がり具合が確認できます。

歴史がある資格の学校だからこそ、講師もベテラン揃い。講師陣や合格者参加の祝賀会を実施しており、合格後のネットワークづくりもできるスクールです。

LEC
合格率(令和5年度) 44.1%
(受講生578名中、255名合格)
受講料 パーフェクトコースSP:265,000円〜298,000円
パーフェクトコース:245,000円〜275,000円
スタンダードコース:199,000円〜199,000円
S式合格講座+答練・模試セット:74,800 円
受講期間の目安 パーフェクトコース(全80回)
パーフェクトコースSP(全87回)
合格講座スタンダードコース(全67回)
9ヶ月〜15ヶ月
教材 法律入門講座
憲法・基礎法学
民法、行政法
商法、会社法
一般知識、文章理解
記述基礎理解
映像(動画)授業 あり
質問方法 WEB
サポート体制 教えてチューター(質問回数制限なし)
返金保証 合格者受講料返還制度
無料相談 本校・電話・オンライン
おためしWeb受講制度
キャンペーン等 早割キャンペーンあり
支払い方法 銀行振込、クレジットカード、教育ローン、代金引換、コンビニ支払い、PayPay、ネットバンキング(ペイジー)、GO!GO!ポイント

フォーサイトは受講料が安くても充実のカリキュラム

フォーサイトは10万円を切るリーズナブルな受講料が魅力です。安いと内容も薄いのではないかと心配かもしれませんが、安心してください。

過去の合格率を見ても、40%〜45%程度の高い水準を保っており、たとえ受講料が安くても、基礎からしっかり学べる講座が揃っています。

通常の通信講座のほか、リアルタイムで問題演習を行う「eライブスタディ」という講義があります。その場で講師が解説を行い、他の受講生の反応なども見ることができますから、モチベーションのアップにもつながるでしょう。

フォーサイト
合格率(令和5年度または令和4年度) 45.45%
受講料 バリューセット1:66,800円
バリューセット2:76,800円
バリューセット3:94,800円〜99,800円
(※バリューセット3は一般教育訓練給付制度対象)
受講期間の目安 12〜15ヶ月
教材 フォーサイトオリジナル行政書士マンガ
入門講座、基礎編
過去問講座
映像(動画)授業 あり
質問方法 WEB
サポート体制 合格体験者が専任スタッフとなって質問に回答
個別カウンセリング
返金保証 不合格なら全額返金(条件あり)
無料相談 電話
キャンペーン等 割引クーポンあり
支払い方法 代金引換、クレジットカード、銀行振込、コンビニ払い、ショッピングローン(JACCS)、楽天ペイ、Amazon Pay、

資格スクエアは授業がわかりやすいと定評がある

資格スクエアでは、難関の行政書士試験に3ヶ月で1発合格したという、ベテラン講師、通称「森T」が授業を担当。初めてでもわかりやすいと高評価を得ています。

講座は、初めて法律に触れる人から、一度受験したことがある人まで、様々なタイプを用意しており、その人の習熟度に合わせて学習を進めていけます。

セッションごとにインプットとアウトプットを繰り返し、初めて学ぶ人でも着実に知識を蓄えていけるように、効率の良いカリキュラムが組まれています。

資格スクエア
合格率(令和5年度または令和4年度)
受講料 森Tの1年合格講座:159,500円〜169,400円
森Tの中上級合格講座:154,000円〜165,000円
森Tの上級合格講座:123,200円〜132,000円
森Tの速習合格講座:108,900円〜119,900円
受講期間の目安 4ヶ月〜1年
教材 科目別入門講義
基礎力完成講義
過去問攻略講義
記述式攻略講義
映像(動画)授業 あり
質問方法 WEB
サポート体制 記述式はAIが自動採点
月1回、Zoomによる森Tとの相談会
「ワンクリック質問機能」で最大100回質問可能
返金保証 合格者返金制度
無料相談 無料講義体験
キャンペーン等 経験者割引(10%オフ)
合格お祝い金1万円
支払い方法 銀行振込、クレジットカード、コンビニ支払い、教育クレジット

大原は通信でも記述対策がバッチリ

「資格の大原」として歴史のあるスクールで、着実に力をつけるためのノウハウがつまった講座を提供しています。

短期間で合格を目指すため、行政法と民法に重点を置いたカリキュラムとなっています。

また、各チャプターごとに記述式の演習を組み込み、記述式対策が後回しにならないような工夫もされています。

講義動画は1つが5分〜10分程度なので、忙しい人でもスキマ時間を使って効率よく学べるようになっています。

大原
合格率(令和5年度または令和4年度) 2023年308名
受講料 パススル 行政書士:74,800円
受講期間の目安 半年〜1年
教材 毎年改訂している、最新情報を盛り込んだ教材
Web問題集
映像(動画)授業 あり
質問方法 WEB
サポート体制 Mobile-O-hara(質問フォーム)
専任講師によるホームルームをZoomで開催
担当講師から学習のアドバイスを受けられる
返金保証 不合格の場合、一部返金
無料相談 オンライン、来校、メール、お電話
キャンペーン等 再受講割引あり
支払い方法 銀行振込、クレジットカード、コンビニ支払い、教育ローン

伊藤塾はパーソナルトレーナーがサポートしてくれる

伊藤塾は、学習のサポートと、合格後のサポートに力を入れているスクールです。

まず、講義を担当する講師とは別に、個別カウンセリングを行う「パーソナルトレーナー」がつきます。一人一人の事情に合わせて最適な学習ができるよう、サポートしてくれます。

学習上の質問は、メールでいつでも聞けるほか、オンライン質問会も開催されており、リアルタイムで講師に質問することも可能です。他の学生の質問を聞けるのはとても参考になるでしょう。

合格後は、行政書士実務講座を受講できるほか、4,000名を超える卒業生で構成される同窓会の中にある、行政書士部門「秋桜会」では、合格後の実務のサポートもしてくれています。

伊藤塾
合格率(令和5年度または令和4年度)
受講料 行政書士合格講座 速修コース:188,000 円
行政書士合格講座 スタンダードコース/一括配信コース:238,000 円
行政書士合格講座 コンプリートコース/一括配信コース:268,000 円
行政書士 上級コース:248,000 円
行政書士 アドバンスコース:238,000 円
行政書士 ブラッシュアップ100:228,000 円
受講期間の目安 6ヶ月〜1年
教材 合格戦略編、基礎構築編
基礎養成編、必修問題演習編
記述式解法演習、実践答練
公開模擬試験
映像(動画)授業 あり
質問方法 WEB
サポート体制 パーソナルトレーナー制度
スクーリング、オンライン質問会
FAQ動画
返金保証 合格者返金制度
無料相談 体験講義、ガイダンス
キャンペーン等 早期割引、最受講割引あり
支払い方法 クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、教育クレジット(オリコ/ジャックス、分割払い)、ATM決済(ペイジー)、銀行ネット決済(ネットバンキング)

行政書士・通信講座の選び方

行政書士の通信講座
行政書士試験に合格するためには、自分にあった、適切な通信講座を選ぶことが重要です。一般的には、

  • 合格実績が高い講座
  • 初心者でも学習を進めやすい講座内容
  • 続けやすい受講費用か

などを比較していきますが、行政書士講座は高度な専門知識を学ぶ講座です。

以下のポイントを考慮しながら、自分に合った講座を見つけましょう。

短期間で行政法と民法の基礎を固められるか

行政書士試験では、行政法と民法が全体の6~7割を占めるため、これらの科目を効率的に学べる講座を選ぶことが大切です。

  • 初学者でも理解しやすい教材か
  • カリキュラムが体系的に整理されているか
  • インプットとアウトプットのバランスが取れているか
  • 効率的な学習ができるようになっているか
  • 過去問分析に基づいた出題傾向の解説があるか

などをチェックしてみてください。
法律学習の効率的アプローチ画像
短期間で民法と行政法の基礎を固めるには、講義の分かりやすさと、問題演習の充実度が重要です。

過去問演習を通じて、試験に必要な知識を定着させられるか確認しましょう。

行政法のテキストは図解やフローチャートでわかりやすく作られているか

行政法は条文や判例の理解が必要です。視覚的に理解しやすい教材があるかをチェックしましょう。

  • 図解やフローチャートが豊富で、条文の関係性を把握しやすいか
  • 行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法などの流れが整理されているか

「行政法」という名前の法律はありません。行政に関わる法律の総称であり、初心者にとっては非常に難しい分野です。
行政法の体系と関連法規
行政法のルールは体系的に整理しないと混乱しやすいため、教材の分かりやすさは合否を左右します。

判例の解説が充実しているか

判例解説の質
過去の重要判例の解説がどれだけ詳しいかも重要なポイントです。

  • 事例を使った解説があり、判例の趣旨を理解できるか
  • 最新の判例にも対応しているか
  • 判例ごとに重要ポイントが整理されているか

判例を単に暗記するのではなく、試験で使える形で理解できるかが大事です。特に、過去問で出題された判例が分析されているかは要チェックです。

記述式試験の添削指導があるか

行政書士試験では、40字程度の記述式問題が3問出題されますが、独学では対策が難しい分野です。添削指導があると、自分の弱点を把握し、改善するのに役立ちます。

  • 個別にフィードバックを受けられるか
  • 添削内容が具体的でわかりやすいか
  • 過去問ベースの記述式対策講座があるか

記述式は減点されやすいため、添削指導で書き方のコツを学び、得点アップを目指しましょう。

一般知識の対策が充実しているか

一般知識対策ガイド
一般知識(政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解)は、足切りがあるため油断できません。

  • 過去問をベースにした一般知識対策が充実しているか
  • 政治・経済・社会の最新時事に対応しているか
  • 文章理解の問題演習が豊富にあるか

一般知識は苦手な人が多いため、講座のサポートが充実しているか確認しましょう。

行政書士試験の指導経験が豊富な講師がいるか

講師の質によって、学習の理解度は大きく変わります。
行政書士の講師選び

  • 行政書士試験の指導経験が豊富な講師がいるか
  • 講師の指導経験年数や合格実績
  • 講師の講義スタイルが自分に合っているか
  • 質問対応やフォロー体制が整っているか

公式サイトの講師紹介や口コミを確認し、信頼できる講師がいるかをチェックしましょう。

自分と同じような境遇の受講生がいるか

通信講座では孤独になりがちですが、同じ目標を持つ仲間がいる環境かどうかも重要です。受講生の声や合格体験記を確認しましょう。

  • 受講生の年齢層や職業
  • 受講生の学習時間や学習スタイル
  • オンラインフォーラムや学習サポートがあるか
  • 社会人・主婦・学生など、自分と似た境遇の受講生が多いか

仲間がいるとモチベーションを維持しやすく、勉強の継続につながります。

試験合格後のサポートまでしてくれるか

試験突破はあくまでも通過点に過ぎません。合格が目標ではなく、行政書士として仕事をすることが目的のはずです。

行政書士試験に合格した後、開業サポートや業務支援があるかもチェックしましょう。

  • 開業支援の講座があるか
  • 行政書士としての実務研修を受けられるか
  • 合格者向けのコミュニティがあるか

試験に合格するだけでなく、行政書士としてのキャリアも見据えて講座を選びましょう。

講師との相性を見るには無料講座を受けてみよう

最終的に、講座の雰囲気や講師の教え方が自分に合っているかを確認するため、無料講座を受講してみるのがおすすめです。

  • 体験講義を視聴し、講師の説明が分かりやすいか確認
  • 教材のサンプルをダウンロードして、内容をチェック
  • 受講生の口コミや評判も参考にする

無料講座を活用して、自分に合った通信講座を選びましょう。

行政書士試験の通信講座を選ぶメリット

行政書士試験の通信講座には、通学講座にはない大きなメリットがあります。以下のポイントを詳しく解説します。
行政書士通信講座メリット

近くに法律の専門学校がなくても受講できる

通信講座の最大のメリットは、場所を選ばずに学習できることです。法律系の専門学校は、それほど多くはありません。家や職場の近くにはないという人も多いと思います。

しかし通信講座なら、近くに予備校や専門学校がなくても、インターネット環境さえあれば学習を進められます。

自分の理解度に応じて進められる

通信講座なら、自分のペースで学習できます。行政書士の勉強は範囲が広く、特に法律の勉強をしたことのない人にとっては、用語を理解するだけでも一苦労でしょう。

通学講座では授業の進行スピードが決まっていますが、通信講座なら講義を何度でも視聴できるため、分からない部分を繰り返し学べます。

理解が難しい部分は繰り返し学習したり、得意な部分は早めに進めたりと、自分の理解度に合わせて柔軟に学習計画を立てられます。

仕事や家事の合間に好きなタイミングで復習できる

行政書士試験の隙間時間の勉強法
社会人や主婦・学生など、忙しい人でもスキマ時間で学習できるのが通信講座の強みです。

仕事や家事などで忙しい方でも、早朝や深夜、通勤時間など、自分のライフスタイルに合わせて学習時間を調整できます。

たとえば、

  • 通勤時間:30分、講義動画を視聴
  • 昼休み:20分、問題集を解く
  • 寝る前:15分間違えた問題を復習

など、自分のペースでコツコツと進めていけます。

過去問解説動画など教材が豊富なことが多い

通信講座は、通学講座に比べて教材が充実していることが多いです。テキスト・動画・オンライン問題集など、学習ツールが多彩で、好きなスタイルで学べます。

最新の試験傾向に対応した教材が用意されているので、法改正や試験の出題傾向に合わせた対策ができます。

記述式や判例の解説など苦手分野を繰り返し視聴できる

行政書士試験の記述式問題や判例問題は、苦手な受験生が多い分野ですが、通信講座なら繰り返し学習できます。

記述式問題の書き方が分からないときに、添削指導を受けながら書き方のコツを学んだり、判例の解説動画を何度も視聴し、要点を整理しながら理解を深めたりして、苦手な分野を重点的に学習できるので、効率よく得点アップが狙えます。

行政書士試験の通信講座を選ぶデメリット

通信講座には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。独学に近い学習スタイルになるため、初めて学ぶ人は以下の点に注意が必要です。
行政書士の通信講座デメリット

法学未経験だと法律の基礎を理解しにくい

行政書士試験は、法律の知識がないと難しい試験ですが、通信講座は、基本的にテキストや動画による自主学習が中心となります。

法学未経験の方が法律の基礎を理解するには、ある程度の時間と努力が必要です。

テキストや動画を見ても、どこが重要なのか判断しにく、細かいニュアンスを理解できないこともあります。

たとえば「民法の意思表示の瑕疵(詐欺・錯誤)」など、概念が抽象的で理解が難しかったり、行政法の「裁量権の逸脱・濫用」など、法律独特の考え方を理解しにくかったりすることがあります。

法律初心者は、基礎講座が充実している通信講座を選ぶことが重要で、テキストや講義が「初学者向け」に工夫されているかチェックしましょう。

無料講座を試して、理解しやすいか確かめることをおすすめします。

法律用語など難解な点について疑問点をすぐに解消できない

法律の学習は専門用語が多く、独学では理解しにくいことが多いです。しかし通信講座ですと、疑問に思ったことを、すぐに講師に質問できないというデメリットがあります。

質問フォーラムやメールでの質問に対応している講座もありますが、回答に時間がかかる場合もあります。

質問対応にどのような手段をとっているかを確認するとともに、法律の入門書を併用し、基礎知識を固めることも大切です。

記述式試験の対策できめ細かい指導が受けられない

記述式試験は得点配分が高く、対策が難しい部分です。添削指導がないと、模範解答があっても、自分の解答が適切かどうか判断しにくいものです。

解答例を見ても「どこが減点対象になるのか」が分からないと、モチベーションの低下にもつながります。

特に、答案の書き方や論述構成など、個別の指導が必要な場合もあるため、記述式の添削指導がある通信講座を選ぶことが重要です。

時事問題、法改正情報をタイムリーに知れない可能性がある

行政書士試験では、時事問題や法改正情報も出題されます。通信講座によっては、最新の法改正に対応できていないことがあり、特に時事問題は試験直前に変化するため、情報を自分で集めることも必要です。

基礎講座とは別に、時事問題・法改正の特別講義がある通信講座を選ぶと安心です。

合格後の道筋がわかりにくい

通信講座で、行政書士として開業するための実務講座が不足していると、合格した後の開業や実務のステップが分かりにくいという問題があります。

通学講座と違い、講師や合格者とのネットワークを作りにくいため、

  • 合格したけど、開業手続きはどうすればいいのか
  • 実務経験がないと、仕事が取れるか不安
  • 行政書士の仕事の流れが分からない

などの問題を抱えがちです。

できれば開業サポートがある講座を選ぶと安心です。また、スクールによっては合格者との交流会なども開かれていますので、積極的に参加してみましょう。

行政書士の通信講座で学ぶ際の挫折しないコツ

行政書士試験は範囲が広く、通信講座での学習は途中で挫折しやすいものです。特に、法学未経験の人は難しいと感じる部分が多いでしょう。
行政書士の勉強を継続する方法
長期戦を乗り切るには、以下のポイントを押さえて学習を進めます。

毎日コツコツと積み上げて継続する

行政書士試験は、一夜漬けでは合格できません。毎日少しでも勉強する習慣をつけることが大切です。時間がない日、疲れている日でも、「今日は1問だけ解こう!」という気持ちでOKです。

たとえ短時間でも継続が大事なので、勤時間・昼休み・寝る前などスキマ時間を上手に活用しましょう。

  • 朝の通勤電車で行政法の判例解説動画を視聴
  • 昼休みに過去問を3問解く
  • 夜寝る前に今日学んだ内容を10分復習

など、ひとつひとつの学習時間は短くても、塵も積もれば山となります。

完璧を目指さず「とにかく毎日やる」ことが大事です。

行政法・民法に時間をかけ苦手意識をなくす

行政書士試験の合否を左右するのは、行政法と民法です。ここが得点源になると、合格に大きく近づきます。苦手意識を持ちやすい科目なので、時間をかけて丁寧に学習し、克服しましょう。

【学習のポイント】

  • 行政法は「条文理解+判例」を意識する
  • 民法は「具体例」とセットで覚える
  • 苦手分野は「講義動画を繰り返し視聴」する

最初は細かい知識より「全体の流れ」を意識すると、すんなり頭に入っていくでしょう。

抽象的な概念だけでは理解しづらい部分もあるので、身近な事例とセットで覚えるのがコツです。

模試の結果に一喜一憂しない

模試は「合格判定」ではなく「弱点発見ツール」と考えることが大切です。たとえ結果が悪かったとしても、落ち込むのではなく、現時点の実力を知るものと割り切りましょう。

間違えた問題こそ、しっかり復習することが大切です。間違えた問題をチェックし、次に活かせば良いのです。

模試の点数は本番の合否と関係ありません。最終的に本番で合格点を取れればいいので、模試一喜一憂する必要はありません。

Xで「#行政書士勉強中」で検索し仲間を作る

行政書士試験の勉強は孤独になりがちですが、SNSを活用すると勉強仲間を見つけられます。

たとえば、X(旧Twitter)で「#行政書士勉強中」と検索してみてください。自分と同じように、勉強を頑張っている仲間がたくさんいます。

同じ目標を持つ仲間と励まし合うことでモチベーション維持につながりますし、他の人の勉強方法を参考にするのもいいでしょう。

「勉強が進まなくて辛い…」と投稿したら、励ましてくれる人がいるかもしれません。X以外にも、YouTubeやブログで情報発信している合格者もいるので、参考にしてみてください。

ただし、SNSに時間を使いすぎると、学習時間が減ってしまうため、注意が必要です。

合格体験記を参考に自分と似通った人を参考にする

過去に合格した人の体験談は、非常に役立つ情報です。特に、年齢や職業が自分と似ている人の合格体験記を読むのはおすすめです。

たとえば、社会人で仕事と両立して合格した人のスケジュールを参考にすると、どのように勉強を進めたか、どんな工夫をしたかがわかります。

一度不合格になった人の体験談も貴重で、どこを改善して合格したのかを学ぶことができるでしょう。

とはいえ、合格体験記はあくまで個人の経験に基づいているものです。鵜呑みにせず、自分に合った学習方法を見つけることが重要です。

合格後の働き方をモチベーションに繋げる

勉強が辛くなったとき、「行政書士になったら、どんな働き方をしたいか?」を考えると、モチベーションが上がります。

  • 開業する
  • 企業内行政書士として働く
  • 副業で行政書士をする

など、合格後のビジョンを明確にしましょう。

具体的に浮かばない時は、成功している行政書士のブログやYouTubeをチェックするのもおすすめです。

「この試験に受かれば、人生が変わる」と思うと、勉強の意欲が湧いてきます。

行政書士試験に独学で合格するためにやるべきこと

行政書士の独学合格ガイド
行政書士試験に独学で合格するためには、正しい勉強法と戦略が必須です。

通信講座ですと、何をどのように勉強すればよいか迷ってしまい、途中で挫折する人も多いですが、効率的な学習をすれば十分合格できます。

試験日から逆算して計画を立てる

行政書士の試験は11月です。試験日を目指し逆算してスケジュールを立てます。

【学習スケジュールの例】

  • 4月~6月:基礎固め(行政法・民法・憲法・商法・会社法を一通り学ぶ)、一般知識対策
  • 7月~9月:過去問演習&記述式対策開始
  • 10月~試験直前:総復習+模試+一般知識仕上げ

自分の学習ペースや各科目の難易度を考慮し、「行政法のテキスト10ページ+過去問5問」など具体的な行動に落とし込んでスケジュールを立てると、進めやすいです。

記述式・択一式を同時進行で学習する

記述式は後回しにせず、最初から択一式と並行して対策します。

たとえば、択一式の勉強をしながら、「この知識は記述でも使えるか?」と意識し、「基礎知識+書き方のパターン」を学ぶことが大事です。

択一式が解ける=記述式も書けるとは限らないですし、記述対策をサボると、試験で大きく失点します。

早い段階から、書く練習を始めましょう。

早めに一般知識対策も始める

一般知識は足切りがあるため、早めに対策することが重要です。

一般知識等の試験は14問出題され(56点満点)、そのうち24点(6問)以上を取る必要があります。

仮に全体の合計点が合格ラインを超えていても、一般知識が足切りライン(6問未満)だと不合格になってしまうため、あなどれない分野です。

政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解など、幅広い分野から出題されますから、一夜漬けでは対処できません。1日15分程度でもいいので、ニュースアプリ等を使いながら最新の政治・経済の動向をチェックします。

確実に点が取れる「文章理解」だけでも得点アップにつながりますから、問題集も合わせてしっかりやりこんでいきましょう。

参考書は「1冊を完璧に」が基本

問題集は、あれこれ手を出さず、1冊のテキストを完璧にすることが大切です。

苦手な分野があると、別の本も買おうかと思いがちですが、通信講座に申し込んだなら、まずは手元のテキストを完璧にしましょう。

同じ問題集を、最低3周はして、できないところをなくしていきます。同じ本を何度も繰り返し読み、知識の定着を重視します。

記述式は過去問の模範解答を書き写しする

記述式は、添削してもらうことも大切ですが、文章の書き方を体で覚えることも大事です。

いきなり自力で書こうとすると、わからなくて挫折しやすいため、模範解答をそのまま書き写すことで書き方のパターンが身に付きます。

たとえば記述の模範解答をノートに書き写し、重要フレーズを暗記するとともに、なぜそのような解答になるのかを理解することが重要です。

時事問題対策として最新のニュースを常にチェック

時事問題対策は、日々の積み重ねが大切です。毎朝10分、ニュースを読む習慣をつけるなど、日頃からニュースをチェックしましょう。

特に重要なのは、法律や政治に関するニュースです。最新の判例や制度変更が出題されることもあるので、見逃さないようにしたいものです。

アウトプットをしっかりする

法律の勉強を始めたばかりですと、難解な用語を暗記することに必死になってしまいがちですが、インプット(読む・聞く)だけではなく、アウトプット(解く・書く)も重要です。

この2つは、セットで考えましょう。暗記するだけでなく、問題演習を通じて知識を使える形にすることで、理解が深まります。

過去問を解くだけでなく、文章で説明してみたり、家族や友達など行政書士関連の法律を知らない人にも話をしてみたりして、わかってもらえれば、本当に理解しているといえるでしょう。

過去問を中心に勉強する

テキストを一通り読んだら、積極的に過去問を解いていきます。最新の過去問だけでなく、10年分くらい解くのが理想です。

最初は解けなくてもかまいません。間違えたところの解説をじっくり読み、なぜ間違えたのかを分析することで、理解が深まります。

問題集は最低でも3周はし、特に間違えた問題やよく出るテーマを重点的に復習します。

行政書士試験の基礎知識

行政書士試験は、法律の知識と一般知識が問われる国家資格試験です。ここでは、試験の合格率や範囲、勉強時間の目安、試験の流れを詳しく解説します
行政書士の基礎知識

行政書士試験の合格率は10~15%

行政書士の試験は、合格率は約10%前後と非常に難しい試験です。年度によって変動がありますが、基本的には10~15%程度の合格率となっています。

令和になってからの合格率は、以下の通りです。
行政書士の合格率グラフ

年度 受験者数 合格者数 合格率
2024年度/令和6年度 47,785名 6,165名 12.90%
2023年度/令和5年度 46,991名 6,571名 13.98%
2022年度/令和4年度 47,850名 5,802名 12.13%
2021年度/令和3年度 47,870名 5,353名 11.18%
2020年度/令和2年度 41,681名 4,470名 10.72%
2019年度/令和元年度 39,821名 4,571名 11.48%

試験範囲は法律だけではなく一般知識など多岐にわたる

試験範囲の8割は法律科目です。しかし、一般知識の「足切り(24点)」があるため油断はできません。捨て科目にせず、文章理解などで確実に点を取るのがポイントです。

なお、これまで「一般知識」とされてきた分野が、2024年(令和6年度)から「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」に改正されました。行政書士に関わる諸法令も出題されます。

出題形式 科目 配点 出題数
法律科目 5肢択一 基礎法学 8点 2問
憲法 20点 5問
民法 36点 9問
行政法 76点 19問
商法・会社法 20点 5問
多肢選択式 憲法 8点 1問
行政法 16点 2問
記述式 民法 40点 2問
行政法 20点 1問
合計 244点 46問
基礎知識 5肢択一 一般知識 56点 14問
情報通信・個人情報保護
文章理解(現代文読解)
諸法令

行政法・民法が問題数も多く、最重要科目です。勉強時間の大半は、この2科目に割くことになるでしょう。

大変ではありますが、しっかり勉強すれば高得点が狙える部分でもあります。

600時間の勉強が必要

行政書士試験の合格に必要な勉強時間の目安は約600時間といわれています。1日2時間勉強するとしたら300日、およそ1年かかる計算です。

法律の基礎がある人は400~500時間でも合格可能といわれていますが、未経験・独学の場合は800時間以上必要なこともあります。

600時間というのはあくまでも目安です。個人の理解度によっても違ってきますので、スキマ時間を使って効率よく勉強していきましょう。

行政書士試験の申し込みから試験、合格発表まで

行政書士試験は、一般財団法人行政書士試験研究センターによって行われています。

例年8月頃にインターネットまたは郵送で申し込み開始となり、試験は11月の第2日曜日に実施されています。

合格発表は翌年1月下旬頃で、行政書士試験研究センターのウェブサイトで合格者の受験番号が発表されます。

2024年は、以下のようなスケジュールでした。

  • 申込期間:
  • 【インターネット】7月29日(月)午前9時 ~ 8月27日(火)午後5時
    【郵送】7月29日(月) ~ 8月30日(金)消印有効

  • 試験日:11月10日(日)午後1時から午後4時まで
  • 合格発表:2025年1月29日(水)

受験資格は不問で、年齢や学歴などに関係なく、誰でも受験できます。受験手数料は10,400円です。

行政書士通信講座に関するよくある質問とその回答(Q&A)

行政書士の通信講座に関するよくある疑問や質問と、その回答についてまとめました。

行政書士は独学でも受験できますか?

独学でも合格は可能ですが、効率よく学習する工夫が必要です。

行政書士試験は法律の基礎知識がない人にとってやや難しいため、効率よく学べる教材、環境を選ぶことが重要です。

完全な独学では時間がかかりますから、通信講座を利用して、計画的に勉強を進めていくと良いでしょう。

行政書士の勉強は通信講座と通学、どちらが良いですか?

どちらもメリット・デメリットがあり、自分のライフスタイルに合った方法を選ぶのがベストです。

通信講座には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】

  • 自宅で好きな時間に勉強できる
  • 仕事・家事と両立しやすい
  • 繰り返し講義を視聴できるため、理解しやすい

【デメリット】

  • 自分で計画を立てる必要があるため、自己管理が必要
  • 疑問点をその場ですぐに解決できない場合がある

通学すれば、講師に直に質問できたり、同じ目標を持つ仲間ができたりと、メリットもあります。しかし、近くに法律の専門学校がない人も多いでしょう。その場合は、通信講座の利用も検討してみてください。

行政書士試験に合格するにはどのくらい勉強すればいいですか?

一般的には600時間の勉強が必要といわれています。

  • 法律の学習経験がある人:400~500時間
  • 法律未経験者(初心者):600~800時間

と、個人の習熟度によっても違います。

最短でも半年、余裕を持って1年ほどの時間を見込んでスケジュールを立てましょう。忙しい社会人は、通勤や通学のスキマ時間を活用して学習時間を確保するのがコツです。

行政書士の合格率はどのくらいですか?

行政書士の合格率は毎年10~15%程度で推移しており、決して簡単な試験ではありません。法律の基礎知識がない人にとっては難易度が高い試験です。

しかし、しっかり対策をすれば十分合格できる試験ですし、独学での受験も可能です。

行政書士の試験の実施時期はいつですか?

毎年11月の第2日曜日に実施されます。学習スケジュールを立てる際には、ここから逆算してどのくらいかかるか、考えると良いでしょう。

行政書士試験の試験範囲は?

行政法・民法・憲法などの法令科目と政治・経済・情報通信・個人情報保護などの一般知識科目です。

行政法と民法の割合が大きく、勉強時間の大半をこの2科目に割くことになりますが、択一式に加えて記述式もあるため、対策は簡単ではありません。

通信講座を利用して、効率よく学習していきましょう。

行政書士の通信講座は自分にあった教材と講師を選ぶのが合格への近道

行政書士試験は合格率10~15%の難関試験ですが、自分にあった学習方法を選べば十分に合格が可能です。法律のスクールに通学する時間がない人は、通信講座を利用しましょう。

仕事や家事と両立しながら勉強する場合は、通信講座を活用することで効率的に学習できます。

法律初学者でも理解しやすいように図解やフローチャートを多用したテキスト、過去問分析に基づいた実践的な問題集、そして最新の法改正や判例情報が網羅されている講座を選ぶとよいでしょう。

講師との相性を見るためにも、まずは無料体験講座などを受けてみてください。

通信講座は、時間や場所を選ばずに学習できる柔軟性が魅力ですが、同時に自己管理能力も求められます。学習計画を立て、モチベーションを維持し、疑問点を解消しながら、着実に知識を積み重ねていくことが合格への近道となります。