光回線おすすめ比較ランキング!料金・速度・最適プランを解説します

光回線は、これまでの回線と比べて格段に速度が速く安定していますが、種類が多すぎて、どれを選べば良いか迷っていませんか?

料金プランや速さの違い、キャンペーン、割引プランなど比較する項目が多く、ひとつひとつホームページを見るのは大変だと思います。

そこで今回は、あなたのインターネット利用状況に合わせて最適な光回線を見つけられるよう、対応エリアごとにおすすめの光回線をご紹介します。

光回線のおすすめがわかるフローチャート図

これから光回線の導入を検討している方や、現在の回線に不満を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

光回線のおすすめ一覧

全国展開している光回線のおすすめ10選

まずは、全国エリア対応の光回線をご紹介します。

NURO光は速度で人気No.1

NURO光(ニューロひかり)は、So-net(ソニーネットワークコミュニケーションズ)が提供する光回線サービスです。

速さでは群を抜いており、オリコン顧客満足度ランキングでは4年連続1位を獲得しています。

他の光回線と比べても、高速かつ安定した通信が可能で、動画の視聴だけでなくオンラインゲームや動画配信、テレワークなどにも最適です。

ただし、若干、未対応エリアがあります。ほぼ全国対応しているのですが、東北エリアは10Gのみとなっており、1ギガの対応が待たれるところです。

光回線 NURO光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
2ギガ:3,850円
10ギガ:4,400円
【マンション】
2ギガ:3,300円
10ギガ:3,850円
下り速度 755.81Mbps
上り速度 641.75Mbps
Ping値 11.15ms
基本工事代等 44,000円
事務手数料3,300円
セット割り NUROモバイル
定期契約年数 2年プラン・3年プラン
(契約期間なしもあり)
解約手数料 あり
対応エリア 北海道
宮城県、福島県、山形県※東北エリアは10Gのみ提供
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
京都府、大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県
広島県、岡山県
福岡県、佐賀県
サポート 電話、メール
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、口座振替、NTT請求、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済

GMOとくとくBB光は契約期間の縛りなし

GMOとくとくBB光は、GMOインターネットグループが提供する光回線サービスで、NTTのフレッツ光回線を利用した光コラボレーションモデルです。コストパフォーマンスの良さと高速通信が魅力のサービスです。

IPv6(IPoE)方式に対応しており、混雑しにくく快適なインターネット環境を楽しめます。通信速度が安定しており、時間帯による速度低下が少ないのが特徴です。

契約期間の縛りがなく、いつでも解約可能なのもありがたいところ。引っ越し時期を気にしなくて済みます。

光回線 GMOとくとくBB光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:5,390円
10ギガ:5,940円
【マンション】
1ギガ:4,290円
10ギガ:5,940円
下り速度 416.71Mbps
上り速度 365.69Mbps
Ping値 18.79ms
基本工事代等 戸建て:26,400円
集合住宅:25,300円
土日に工事をする場合の追加工事費:3,300円
事務手数料:3,300円
セット割り スマホサービスmineoとのセットで最大6ヶ月間一律10GB増量
定期契約年数 なし
解約手数料 なし
対応エリア 全国(1ギガ)
サポート 24時間チャットで対応
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード

ビッグローブ光はスマホセット割がお得

ビッグローブ光は、BIGLOBE(KDDIグループ)が提供する光コラボレーションモデルのインターネットサービスです。フレッツ光回線を利用しているため、全国で利用でき、スマホセット割などの特典が魅力です。

  • auスマートバリュー
  • 自宅セット割(インターネットコース)

などで、毎月のスマホ料金が割引になります。

IPv6に対応した高速Wi-Fiルーターのレンタル(月額550円)が可能で、通信速度が安定しやすく、夜間の速度低下を防ぎます。

高額キャッシュバックや工事費無料キャンペーンなど、お得なキャンペーンが頻繁に実施されています。

光回線 ビッグローブ光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:5,478円
10ギガ:6,270円
【マンション】
1ギガ:4,378円
10ギガ:6,270円
下り速度 402.16Mbps
上り速度 319.85Mbps
Ping値 17.68ms
基本工事代等 最大28,600円
(フレッツ光、コラボ光からの乗り換えは無料)
セット割り auスマホ
UQ mobile
BIGLOBEモバイル
で月額料金割引
定期契約年数 2年プラン・3年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 全国(1ギガ)
サポート メール、電話、24時間チャット
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、口座振替

ソフトバンク光はソフトバンクスマホとのセット割がお得

ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供するインターネット回線サービスです。

NTTのフレッツ光回線を利用しながら、ソフトバンク、ワイモバイルのスマホとのセット割が適用できる点が大きな魅力です。

IPv6(IPoE)+IPv4ハイブリッド接続に対応していますから、混雑を回避しやすく、速度が安定しています。

開通工事までの間、Wi-Fiルーターの無料レンタルが可能です。

光回線 ソフトバンク光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:5,720円
10ギガ:6,380円
【マンション】
1ギガ:4,180円
10ギガ:6,380円
下り速度 442.35Mbps
上り速度 355.8Mbps
Ping値 18.35ms
基本工事代等 最大31,680円
セット割り ソフトバンクスマホ、ワイモバイルが割引
定期契約年数 2年プラン・5年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 全国(1ギガ)
サポート メール、電話、24時間チャット
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、口座振替

enひかりは定期縛りがなく料金が格安なのが魅力

enひかりは、株式会社縁人が提供する光回線サービスで、NTTのフレッツ光回線を使用しています。契約縛りがなく、シンプルな料金体系が魅力の格安光回線です。

途中解約でも違約金が発生しないので、気軽に利用できます。

  • ahamo
  • povo
  • LINEMO

などの格安SIMとのセット割があり、月額110円割引されます。大手キャリアのセット割ほど大きくはないですが、格安SIMでも適用できるのはメリットといえるでしょう。

光回線 enひかり
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
3,973円〜4,970円
【マンション】
2,973円〜4,470円
下り速度 530.19Mbps
上り速度 472.96Mbps
Ping値 14.22ms
基本工事代等 新規19,800円
(転用の場合は2,200円)
セット割り UQ mobile
ahamo
povo
で割引あり
定期契約年数 なし
解約手数料 なし
対応エリア 全国
サポート 電話、メール
Wi-Fiレンタル 3泊4日無料
支払い方法 請求書払い、口座振替、クレジットカード

auひかりは独自回線で速度が速い!

auひかりは、KDDIが提供する独自回線を使った光インターネットサービスです。フレッツ光回線を利用する「光コラボ」とは異なり、auひかり専用の回線を使用するため、通信速度が速いのが最大の特徴です。

回線混雑が少なく、通信が安定しているため、夜間でも速度低下しにくいです。

So-net、BIGLOBE、@nifty など複数のプロバイダから、好みのプロバイダを選択できます。プロバイダ料は月額料金に含まれているので、追加料金なしで利用可能です。

光回線 auひかり
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:6,160円〜7,480円
5ギガ:6,160円〜8,030円
10ギガ:7,018円〜8,888円
【マンション】
4,730円〜5,730円
※マンションは契約戸数などによって異なる
下り速度 626.25Mbps
上り速度 588.37Mbps
Ping値 16.01ms
基本工事代等 41,250円
事務手数料3,300円
セット割り スマホの月額料金割引
テレビ対応
定期契約年数 2年プラン・3年プラン
(契約期間なしもあり)
解約手数料 あり
対応エリア 一部未対応
マンションタイプによっても不可あり
サポート 電話、メール
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、インターネットバンキング(Pay-easy)、コンビニエンスストア、「支払秘書」

so-net光は3つのプランから選べる

So-net光は、ソネット(Sony Network Communications)が提供する光回線サービスです。特に高速通信や豊富なキャンペーンに力を入れており、スマホとのセット割引や特典を受けることができます。

  • au、UQモバイル
  • NUROモバイル

を利用している人は、スマホとのセット割もあり、お得です。

S/M/Lの3つのプランがあり、Sは安い代わりに混雑時には遅くなることがあるため、昼間によく使う人におすすめ。夜でも快適に使いたい人は、料金がやや高めのLがおすすめです。開通工事後はいつでもマイページやアプリからプラン変更が可能です。

光回線 so-net光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
So-net 光 S:4,500円
So-net 光 M:5,995円
So-net 光 L:7,095円
10ギガ:6,270円【マンション】
So-net 光 S:3,400円
So-net 光 M:4,895円
So-net 光 L:5,995円
10ギガ:6,270円
下り速度 443.4Mbps(So-net 光 L)
上り速度 334.6Mbps(So-net 光 L)
Ping値 25.27ms
基本工事代等 26,400円
土日祝日の工事の追加費用3,300円
事務手数料3,500円
セット割り au
UQモバイル
NUROモバイル
定期契約年数 So-net 光 プラス:2年
So-net 10ギガ、S/M/Lはなし
解約手数料 あり
対応エリア 全国(1ギガ)
サポート メール、チャット
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、口座振替、NTT請求、KDDI請求

ドコモ光は選べるプロバイダが多い

ドコモ光は、NTTのフレッツ光回線を利用したサービスで、ドコモユーザーには特にお得なプランが揃っています。

ドコモのスマートフォンとのセット割「ドコモ光セット割」が適用され、毎月のスマホ料金が割引になります。dポイントのもちろん貯まるので、ドコモ関連のサービスをよく利用する人におすすめです。

たくさんのプロバイダから選べるのも魅力です。

  • OCN
  • @nifty
  • So-net
  • BIGLOBE

など、人気のプロバイダから好みに合わせたプロバイダを選べます。

光回線 ドコモ光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:5,520円〜5,920円
10ギガ:5,940円〜6,380円
【マンション】
1ギガ:4,180円〜4,620円
10ギガ:5,940円〜6,380円
下り速度 422.54Mbps
上り速度 356.26Mbps
Ping値 20.08ms
基本工事代等 22,000円
事務手数料3,300円
セット割り ドコモのスマホ1回線ごとに永年最大1,100円
定期契約年数 2年プラン
(契約期間なしもあり)
解約手数料 あり
対応エリア 全国
サポート メール、電話、24時間チャット
Wi-Fiレンタル GMOとくとくBBから無料でレンタル可能
支払い方法 クレジットカード、口座振替
回線利用者はその支払い方法

楽天ひかりは楽天ポイントが貯まりやすい

楽天ひかりは、楽天グループが提供する光回線サービスです。フレッツ光回線を利用しており、楽天ユーザーには非常にお得な特典が多いのが特徴です。

楽天市場での買い物で、ポイント倍率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象となっており、楽天モバイルとのセット割も適用されます。

料金も他社と比べて比較的リーズナブルです。楽天市場でよく買い物をするとか、楽天モバイルを利用している人なら、楽天ひかりがお得でしょう。

光回線 楽天ひかり
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:5,280円
【マンション】
1ギガ:4,180円
下り速度 305.47Mbps
上り速度 230.88Mbps
Ping値 19.66ms
基本工事代等 22,000円
(加算工事費・割増工事費あり)
初期登録費880円〜1,980円
セット割り 楽天モバイル
定期契約年数 2年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 全国
サポート 電話、チャット
Wi-Fiレンタル なし
支払い方法 クレジットカード、楽天デビットカード、口座振替

GameWith光はゲーマーにおすすめの光回線

GameWith光は、ゲームの情報提供を行っているGameWithが提供する光回線サービスです。ゲーマー向けに特化したサービスですので、オンラインゲームをよくプレイするユーザーには最適な回線といえるでしょう。

GameWith光は、専用帯域を確保することで、回線の混雑を避けるとともに、Ping値を低く抑えラグを軽減しています。

「IPv4 over IPv6」などの最新の通信方式を採用しているため、通信が高速で安定しています。ゲーム中のネットワークトラブルが少なく、快適な環境でゲームを楽しめます。

光回線 GameWith光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:6,160円
10ギガ:7,370円
【マンション】
1ギガ:4,840円
10ギガ:7,370円
下り速度 604.32Mbps
上り速度 555.93Mbps
Ping値 17.45ms
基本工事代等 立会い工事あり:22,000円
立会い工事なし:2,200円
フレッツ光/他コラボ光利用中なら無料
セット割り なし
定期契約年数 2年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 全国(1ギガ)
サポート 電話、メール
Wi-Fiレンタル なし
支払い方法 クレジットカードと口座振替

エリア限定の光回線おすすめ5選

ここからは、エリア限定の人気光回線をご紹介します。

ピカラ光は四国エリア限定

ピカラ光は、四国地方で提供されている光回線サービスです。四国電力グループが提供しており、インターネットだけでなく、テレビや電話などのセットサービスも提供しています。

電力系の独自回線を使用しており、安定した高速通信が可能です。

光インターネット、光電話、光テレビなど、多彩なサービスを提供していますので、一括で契約したい方には便利なサービスです。

光回線 ピカラ光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ :4,620円〜5,940円
10ギガはプラス1,650円
【マンション】
1ギガ: 3,520円〜 4,620円
10ギガはプラス1,650円
下り速度 664.16Mbps
上り速度 532.22Mbps
Ping値 18.77ms
基本工事代等 新規無料
セット割り au
UQ mobile
定期契約年数 2年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 四国
サポート 電話、メール
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、口座振替、払込票

コミュファ光は中部エリア限定

コミュファ光は、中部電力グループの中部テレコミュニケーション株式会社が提供する光回線サービスです。愛知県、岐阜県、三重県、静岡県などの中部地方を中心にサービスを展開しています。

NTTのフレッツ光回線ではなく、独自の光ファイバー回線を使用しているため、回線が混雑しにくく、通信速度も安定しています。

auスマートバリュー、UQモバイル自宅セット割もあり、毎月のスマホ料金が割引になります。

光回線 コミュファ光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:5,170円
10ギガ:5,940円
【マンション】
1ギガ:4,070円
10ギガ:5,940円
下り速度 741.66Mbps
上り速度 719.92Mbps
Ping値 14.96ms
基本工事代等 27,500円
事務手数料770円
セット割り au
UQモバイル
定期契約年数 2年プラン・5年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、長野県
サポート 電話、メール、チャット
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、口座振替

BBIQは九州エリア限定

BBIQ(ビビック)は、九州電力グループの株式会社QTnetが提供する光インターネットサービスです。九州地方に住んでいる方には地元企業ならではの手厚いサポートが受けられます。

  • auスマートバリュー
  • UQモバイル
  • QTモバイル(九州電力グループの格安SIM)

などとのセット割もお得です。

さらに、光テレビや光電話をセット契約すると割引が適用されるなど、九州地方に特化したサービスやキャンペーンが充実しています。

光回線 BBIQ
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ4,070円〜5,500円
6ギガ:5,720円〜7,150円
10ギガ:5,060円〜6,490円
【マンション】
1ギガ:3,300円〜6,270円
6ギガ:4,180円~7,150円
10ギガ:4,290円〜7,260円
下り速度 628.51Mbps
上り速度 512.14Mbps
Ping値 24.11ms
基本工事代等 39,600円
土日祝日の工事の追加費用3,300円
事務手数料880円
セット割り QTモバイル
定期契約年数 2年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 大分県、鹿児島県、熊本県、佐賀県、長崎県、福岡県、宮崎県
サポート 電話、メール
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、口座振替、ゆうちょ銀行

eo光は関西エリア限定

eo光(イオ光)は、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する光回線サービスです。

NTTのフレッツ光回線ではなく、独自の光ファイバー回線を使用しているため、夜の混み合う時間帯でも快適に利用できます。

特に10Gbpsプランは関西エリアで最速クラスで、大容量通信が必要なユーザーに最適です。

  • 関西電力の「はぴeプラン」
  • eo電気・eo光テレビとセット契約

などで割引が適用されるなど、関西エリア限定の割引・特典が充実しています。

光回線 eo光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】
1ギガ:5,448円
10ギガ:6,530円
【マンション】
1ギガ:4,070円
10ギガ:6,930円
(eo光ネット(type N))
下り速度 947.43Mbps
上り速度 853.78Mbps
Ping値 14.12ms
基本工事代等 29,700円
事務手数料3,300円
セット割り au
UQモバイル
mineo
定期契約年数 1年プラン
2年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県
サポート 電話、チャット、リモートサポート
Wi-Fiレンタル 条件付きであり
支払い方法 クレジットカード、口座振替、ゆうちょ銀行自動払込み

メガ・エッグ光は中国エリア限定

メガ・エッグ光は、中国電力グループの株式会社エネルギア・コミュニケーションズが提供する光回線サービスです。

中国地方に特化した回線で、独自の光ファイバー回線を使用しているため、フレッツ光や光コラボ系よりも回線が混雑しにくく、安定した高速通信が可能です。

中国電力グループのサービスであり、電気とのセット割が利用できますし、auスマートバリュー、UQモバイル自宅セット割が適用され、毎月のスマホ料金が割引になります。

光回線 メガ・エッグ光
戸建て対応
マンション対応
月額 【戸建て】1ギガ:5,720円
10ギガ:6,750円
【マンション】
1ギガ:4,070円〜4,620円
10ギガ:6,750円
下り速度 712.61Mbps
上り速度 593.55Mbps
Ping値 23.13ms
基本工事代等 38,500円
事務手数料3,300円
セット割り UQモバイル
定期契約年数 2年プラン
解約手数料 あり
対応エリア 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
サポート 電話、メール、LINE
Wi-Fiレンタル あり
支払い方法 クレジットカード、口座振替

光回線を探す前に知っておくべきこと

光回線を選ぶ際には、月額料金だけで比較してはいけません。用途によって必要な速さも違いますし、契約期間の縛りがあるプランですと、途中解約で違約金が発生することもあります。

光回線を比較するときに知っておくべきことについてまとめました。

光回線は居住地によって選べる回線が限られる

光回線は、物理的な光ファイバーケーブルを使ってインターネット接続を提供するため、回線を引けるエリアが決まっています。そのため、すべての地域で自由に好きな光回線を選べるわけではありません。

都市部は人口が多いため光回線の整備が進んでおり、選択肢も豊富ですが、地方や郊外では、人口が少ないと採算が取れないため、未整備のエリアも多いです。

光回線は居住地によって選べる回線が限られる

使いたい光回線がエリア対応外だった場合は、公式サイトで「エリア拡大の予定」を確認しながら待つか、地域限定の回線も選択肢に入れましょう。

地方にはその地方だけ限定で提供されている光回線があり、速度も非常に早いのでおすすめです。

光回線には大きく分けてNTT回線と独自回線がある

光回線には、NTT回線(フレッツ光系)と独自回線の2種類があります。回線の仕組みやサービス提供の違いがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

光回線には大きく分けてNTT回線と独自回線がある

NTT回線(フレッツ光系)とはNTT東日本とNTT西日本が提供する「フレッツ光」の回線網を利用する光回線です。ソフトバンク光、ドコモ光などが利用しており、基本的に全国エリア対応です。

回線とは別に、好きなプロバイダーを選べるというメリットもあります。ドコモ光ならドコモ、ソフトバンク光ならソフトバンクのスマホ割が適用されることもあり、お得なプランもあります。ただし、利用者が多いため、時間帯によっては速度が低下することがあります。

一方の独自回線とは、NTTの光回線網を利用せず、各事業者が独自に敷設した光回線を使うタイプのサービスです。NURO光やauひかりが代表格です。

NTT系と比べてユーザーが少なく、速度低下しにくいため、速度が非常に速いのが特徴です。基本的に事業者指定のプロバイダーを使うことになります。

どちらを選ぶべきかは、光回線に求めるものや、居住地によって変わってきます。

NTT回線(フレッツ光系)がおすすめな人

  • 地方や全国どこでも利用したい(エリアの広さ重視)
  • スマホとセット割を適用したい(ドコモ光・ソフトバンク光など)
  • プロバイダーを自由に選びたい
独自回線がおすすめな人

  • 回線の混雑を避けて、より安定した高速通信を使いたい
  • NURO光やauひかりの提供エリア内で、より快適なネット環境を求める
  • 独自回線のキャンペーンや割引を活用したい

集合住宅(アパート、マンション)だと希望する光回線が使えない可能性がある

マンションやアパートでは、建物のオーナーや管理会社がすでに特定の光回線を使用していると他の回線を使えないことがあります。

集合住宅だと希望する光回線が使えない可能性がある

光回線を利用するには、建物内に光ファイバーケーブルを引き込む設備が必要です。管理会社やオーナーが導入している回線のみ利用可能な場合があるため、希望の回線が導入されていなければ契約できません。

たとえば「フレッツ光」対応のマンションなら、ドコモ光やソフトバンク光は契約可能ですが、NURO光やauひかりは契約できない可能性があります。

また、光回線そのものがまだ引かれていない場合、工事が必要になりますが、希望する光回線を契約したくても、建物のオーナーや管理会社が許可しないと回線工事ができない場合があります。

もし光回線が引けない場合は、ホームルーター(5G対応)やWiMAXを活用するのもアリです。

建物(戸建て・集合住宅)によって料金プランが違う

光回線の料金プランは、「戸建てプラン(ファミリータイプ)」と「マンション(集合住宅)プラン」で異なります。

光回線の料金プランは建物によって違う

一般的に、戸建て向けの光回線の方が料金が高く、マンション向けの方が安い傾向にあります。

戸建ては光回線を1軒ごとに専用で引き込むため、回線工事や維持費が高くなることから、月額料金も割高になります。その代わり、他の住人と回線を共有しないので、安定した高速通信ができます。

集合住宅は1本の光回線を建物全体で共有していますから、導入コストを住人で分担できます。その分、月額料金も安くなるのです。

上り・下りとはアップロード・ダウンロードの速度のこと

まず、インターネットの通信には2種類あります。

上り下りとはアップロードとダウンロードの速度のこと

  • 下り(ダウンロード):ネットからデータを受け取ること。動画視聴・WEBサイト閲覧・画像表示など
  • 上り(アップロード):ネットにデータを送ること。Zoomの発信・SNS投稿・YouTube配信など

光回線を選ぶとき、特に「下りの速度」が重要です。多くの人は「ネットで何かを見る」ことが多いからです。

「Mbps(メガビーピーエス)」とはインターネット回線の速度を表す単位で、1秒間にどれくらいの情報を送受信できるかを示しています。数字が大きいほど、高速な通信が可能です。

では、数字が大きいほど良いのかというと、家庭で利用する分にはそれほど大きくなくても十分使えます。

  • 10~50Mbps:YouTube・Netflix(HD画質)・ゲームなど
  • 50~100Mbps:4K動画視聴・オンライン会議など

100Mbps以上あれば十分といえるでしょう。

最大速度は理論上の速度、実際の速度は時間や環境で変化する

光回線会社の公式サイトには、「最大1Gbps」などと書かれていますが、これはあくまでも、回線が持っている理論上の最高速度です。

すべての条件が完璧な状態で測定した値なので、実際の利用環境とは違います。

光回線の最大速度は時間や環境で変化する

たとえば、車で出せる最高速度が100km/hでも、高速道路が渋滞していたら出せませんし、信号がないまっすぐな道なら速く走れるけど、街中では難しいのと同じようなものです。

実際のネット環境には、さまざまな影響を受ける要因があります。

  • 夜の20時~23時などは回線が混雑しやすい
  • 大手プロバイダーは利用者が多く混雑しやすい
  • Wi-Fiはルーターの性能や設置場所で速度が大きく変わる

本当にその回線が速いのかどうかを知るには、「実測値(実際に出ている速度)」をチェックするのが大事です。

Ping値とはデータの応答速度を示す値

Ping値(ピングち)とは、ネットの反応の速さを表す数値であり、数値が小さいほど遅延)が少なく快適に使えます。

Ping値とはデータの応答速度を示す値

自分のPCやスマホからデータを送って、相手から応答が返ってくるまでの時間を示す数値で、たとえばこのような違いがあります。

  • Ping値10ms:0.01秒で反応が返ってくる(超高速)
  • Ping値100ms:0.1秒かかる(少し遅い)
  • Ping値300ms:0.3秒かかる(かなり遅い、ラグが発生)

1~30ms程度なら非常に快適で、オンラインゲームやビデオ会議などでも問題なく使えます。

Pv6は安定した通信ができるインターネットプロトコル

インターネットには「住所のようなもの」があります。これを「IPアドレス」といいます。このIPアドレスには、昔からある「IPv4」と、新しい「IPv6」の2種類があります。

スマホ、パソコンなどインターネットに接続するすべての機器には、それぞれ固有のIPアドレスが必要です。

従来の規格であるIPv4(アイピーブイフォー)はネットを使う人が少なかった時代の規格であり、約43億個のIPアドレスしか用意できませんでした。

インターネットの普及により、IPアドレスが足りなくなってしまい、たくさんの人が使う夜の時間帯などは、混み合って通信速度が遅くなりがちです。

それに対してIPv6は、ほぼ無限といえるほどのIPアドレスを用意できます。

たとえるなら、IPv4は昔の狭い道路、IPv6は広い高速道路で、渋滞しませんから速度も落ちにくいのです。

Pv6は安定した通信ができるインターネットプロトコル

しかし、「IPv6対応」だけの回線ですと不十分で、一部のサイトが遅くなることもあるので注意が必要です。「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」に対応している回線なら、どのサイトでも快適に使えます。

契約期間の縛りがあるプランを途中で解約すると違約金が発生する

定期プランは、「2年」「3年」など、契約期間が決まっているプランのことで、毎月の料金が安くなる代わりに、途中で解約すると違約金がかかる仕組みになっています。

契約期間の縛りがあるプランを途中で解約すると違約金が発生する

光回線の工事には多額の費用がかかっており、事業者としてはその投資分を回収するために、できるだけ顧客に長く使って欲しいと思っています。

そのため、2年〜3年というスパンで利用してもらおうと、さまざまな割引プランやキャッシュバックプランが用意されています。

短期間で解約されると事業者は損をしてしまいますから、解約を防ぐために、契約期間内に解約すると違約金が発生する仕組みになっているのです。

2年以上使う予定なら、定期プランの方がお得です。光回線を変えたいときは、契約更新月に解約すれば違約金なしで解約できます。

いつ引っ越すかわからない人は、割高にはなりますが、違約金が発生しないプランを選択すると良いでしょう。

開通工事には2週間〜1ヶ月ほどかかる

光回線は、すでに光ファイバーの設備があるかどうかで、工事の手間が変わります。すでにあれば早く済むこともありますが、一般的には以下の理由で時間がかかります。

光回線の開通工事には2週間〜1ヶ月ほどかかる

  • 建物に光回線の設備がない場合、道路から光ファイバーを引き込む工事が必要
  • 工事には電柱や配管を使うため、作業員の手配や許可が必要
  • マンションやアパートでは、大家さんや管理会社の許可を取る必要がある
  • 3月~4月は引っ越しシーズンで申し込みが殺到し、予約が取りづらい

基本的に光回線の工事が終わるまでは、Wi-Fiや固定回線は使えません。ですから、引っ越しをするときは要注意です。

引越し先ですぐに工事ができるとは限らないので、住所が確定した時点で早めに申し込んでおいた方が良いでしょう。

自分にあった光回線の選び方

おすすめの光回線はわかったけれど、数が多くて結局どれがいいかわからないと迷ってしまう方は、以下のポイントをチェックしながら選んでみてください。

居住地が提供エリアにあるかチェックする

光回線を選ぶときにまずやることは、居住地が対応エリアに含まれているかどうかを確認することです。

自分にあった光回線を選ぶなら居住地が提供エリアにあるかチェックする

光回線は、サービス提供エリアが決まっており、全国どこでも使えるわけではありません。特に独自回線(auひかり・NURO光・地方の光回線など)は提供エリアが限定されているため、事前確認が必須です。

  • 全国対応の回線:フレッツ光、ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかり など
  • エリア限定の回線:auひかり、NURO光、eo光(関西)、コミュファ光(東海)、メガ・エッグ光(中国)、BBIQ(九州) など

各光回線サービスの公式サイトで、郵便番号や住所を入力して確認できます。

速さを重視するなら独自回線がおすすめ

料金よりも速さを重視したい人は、断然、独自回線がおすすめです。専用の設備を使うため、回線が混雑しにくく速度が安定しています。

速さを重視するなら独自回線がおすすめ

ドコモ光やソフトバンク光など、フレッツ光系の回線は、フレッツ光の回線を借りているため、夜など利用者が多い時間帯に混雑しやすいというデメリットがあります。

速さを求めるなら、

  • NURO光
  • auひかり
  • 地方限定のeo光、コミュファ光、BBIQ

などがおすすめです。

価格の安さを重視するならキャンペーンを比較する

光回線は月額料金だけでなく、初期費用や工事費もかかるため、キャンペーンでどれだけ割引されるかが重要です。とにかくお得に使いたい人は、以下のキャンペーンをチェックしてみてください。

価格の安さを重視するならキャンペーンを比較すべき

【主要なキャンペーンの例】

  • キャッシュバック:現金がもらえる、月額料金が割引になる
  • 工事費無料:定期プラン利用で通常2~4万円かかる工事費が0円になる
  • 月額割引:数ヶ月間、基本料金が安くなる
  • 他社解約違約金負担:乗り換え時の解約費用を補助

キャンペーン内容は時期によって変動するため、複数のサービスを比較検討することが重要です。

お得に使いたい人はスマホとセット割がある光回線を選ぶ

光回線には、特定のスマホキャリアとセットで契約すると、スマホの料金が毎月割引されるプランがあります。

速さも月額料金も同じくらいで、どれが良いかと迷ったら、自分が使っているスマホとのセット割がある光回線を選ぶのも良いでしょう。

お得に使いたい人はスマホとセット割がある光回線を選ぶ

いくつか代表的なセット割りをご紹介します。

光回線 セット割対象スマホ 割引額(1回線あたり)
ドコモ光 ドコモ 最大1,100円割引(離れて住んでいる家族も対象)
ソフトバンク光 ソフトバンク・ワイモバイル 550円~1,100円割引
NURO光 ソフトバンク・ワイモバイル 最大1,650円割引
auひかり au・UQモバイル 最大1,100円割引
ビッグローブ光 au・UQモバイル 最大1,100円割引

スマホやタブレットで動画を見るくらいなら1ギガプランで十分

1ギガか、10ギガかで迷ったら、普段のインターネットの使い方から考えてみましょう。

YouTubeの4K動画視聴に必要な速度は約25Mbps程度ですから、スマホやタブレットで動画を見る程度であれば、1ギガプランで十分快適に利用できます。

スマホやタブレットで動画を見るくらいなら1ギガプランで十分

10ギガプランは、データ量の重いオンラインゲームや高画質動画の配信など、大容量通信を頻繁に行う場合の選択肢です。

引っ越しが多い人は全国展開している光回線

引っ越しが多い場合、エリア限定の光回線を契約すると、移転先で使えずに解約費用が発生する可能性があります。

引っ越しが多い人は全国展開している光回線を選ぼう

NTTのフレッツ光回線を使用する、ドコモ光、ソフトバンク光などの光回線サービスは、全国エリアで対応していますから、たいていの引っ越し先でそのまま継続して使えるでしょう。

本格的にオンラインゲームをするならゲーマー向けの光回線がおすすめ

オンラインゲームで重要なのは、「回線速度」ではなく「Ping値」です。

Ping値が低い=通信の応答速度が低いほど、ラグが少なく快適にゲームを楽しめます。

本格的にオンラインゲームをするならゲーマー向けの光回線がおすすめ

GameWith光にはゲーマー専用プラン「GameWith光Pro」もあり、回線の遅延があった場合、月額利用料の30分の1を返金してくれます。

住んでいる家が賃貸か分譲かで選ぶ

光回線を選ぶ際、住んでいる家の種類は非常に重要なポイントです。

まず、工事の可否があります。建物のオーナーや管理会社の許可が必要になるため、光回線の工事が制限される場合があります。また、壁に穴を開ける工事が禁止されている物件もあります。

分譲は、基本的には自由に工事が可能ですが、マンションの場合はすでに特定の回線が導入されていることもあり、それを利用するのが一般的です。

また、賃貸は光回線の配線方式として「VDSL方式(最大100Mbps)」「LAN配線方式(最大1Gbps)」が使われることが多いです。VDSL方式の場合、通信速度が遅くなりやすいです。

住んでいる家が賃貸か分譲かで見る光回線の選び方とおすすめ光回線

賃貸は将来的に引っ越す可能性があるため、契約期間の縛りが短い、または違約金が発生しない光回線を選ぶと安心です。

賃貸向けおすすめ光回線

  • ソフトバンク光:フレッツ光回線を利用できるため、すでに設備がある場合は工事不要
  • ドコモ光:プロバイダー選択肢が多い
分譲向けおすすめ光回線

  • NURO光:超高速回線で一戸建てや光配線方式のマンション向け
  • auひかり:独自回線で混雑が少なく、高速通信が可能

一人暮らしか家族が多いか

動画視聴やオンラインゲームなどを快適に楽しむためには、ある程度の回線速度と安定性が必要ですが、一人暮らしの場合、家族が多い場合に比べると、必要なデータ容量はそれほど考えなくても大丈夫です。

一人暮らしか家族が多いかで選ぶ

場合によっては、WiMAXやモバイル回線でも十分かもしれません。

また、一人暮らしなら、できるだけ月額料金を抑えたいという方が多いでしょう。割引キャンペーンやスマホとのセット割などを活用し、お得に利用できる光回線を選ぶのがおすすめです。

家族が多い場合、4K動画視聴や大容量のダウンロード、複数人の同時接続があるとデータ消費が激しいので、安定した回線が必要です。

長期利用が前提なので、工事をしてでも安定した回線を選ぶべきでしょう。データ容量制限がない、または大容量のプランを選びます。

  • NURO光
  • auひかり

など、独自回線を使用していてる、高速通信な可能な光回線がおすすめです。

料金プランも、よく比較します。家族が多いなら、家族割引や複数回線割引など、家族でお得に利用できる料金プランを選ぶと良いでしょう。

お得に光回線を使いたいなら光回線を使いながらポイントを貯める

できるだけお得に光回線を使いたい人は、光回線の利用でポイントが貯まるものがおすすめです。

光回線を使いながらポイントを貯める

光回線 ポイント
ドコモ光 利用料金1,000円(税抜)ごとにdポイントが10ポイント貯まる
ソフトバンク光 利用料金1,000円(税抜)ごとにPayPayポイント最大1%(PayPayカードで支払い)
OCN光 利用料金100円(税抜)ごとにdポイントが1ポイント貯まる
auひかり プロバイダ「au one net」にするとPontaポイントが貯まる(1%)
楽天ひかり 楽天市場での買い物はポイント2倍
JAL光 新規契約時最大6,000マイル、毎月の利用で100マイル、1年継続で最大2,000マイル、JALカードの支払いで100円につき1マイル(ショッピングマイル・プレミアムに入会した場合)

JAL光は、JALが提供している光回線で、JALマイルが貯まります。NURO光やUSEN NETWORKSなどを利用していますので、通信速度は十分です。

光回線を選ぶメリットはなんといっても速度が速いこと

高速で安定したインターネット環境を求めるなら、光回線ほど便利なものはないでしょう。高速通信など、以下のようなメリットがあります。

通信速度が速くて安定している

光回線は、光ファイバーを使ってデータを伝送するため、他のインターネット回線(モバイルWi-FiやADSL)に比べて圧倒的に速く、安定しています。

モバイルWi-Fiやホームルーターは100Mbps~300Mbps程度の速さですが、一般的な光回線は最大1Gbpsです。

家族全員が同時にインターネットを利用しても、速度低下が起こりにくいので、家族が多い家庭には特におすすめです。

通信制限がないから使い放題

ポケットWi-Fiやモバイル回線は、データ使用量に上限があり、超えると速度制限がかかることがあります。

通信制限がかかると、通常の速度(100Mbps~1Gbps)から、128kbps~1Mbps程度まで激減することが多いです。Webページの読み込みに時間がかかりますし、YouTubeは超低画質ならギリギリ再生可能という状態です。

画面がフリーズ・音声が途切れるなど、リモートワークやオンライン会議にも支障が出るでしょう。

しかし、光回線は完全無制限で、どれだけデータを使っても制限がありません。動画やオンラインゲームなど、データ容量の大きいコンテンツも安心して利用できます。

スマホのセット割がある

光回線と特定のスマホキャリアをセットで契約すると、スマホの月額料金が割引になる「セット割」が利用できます。家族全員が対象となる場合が多く、大幅な節約が可能です。

月額料金だけを比較するのではなく、スマホのセット割りを利用した時の料金も比較してみると良いでしょう。

光電話が使える

光回線を利用して、固定電話を利用できる「光電話」サービスがあります。NTTの固定電話よりも月額料金が安く、通話料もお得になる場合があります。

光電話のメリット

  • 月額550円~880円程度と基本料金が安い
  • 全国どこへかけても3分8円(固定電話向け)
  • スマホやガラケーへの通話も安くなる(1分16〜17円程度)
  • ナンバーポータビリティ対応で番号はそのままで乗り換えOK
  • 110番、119番など緊急通報も利用可能

インターネット接続が前提なので、光回線が使えなくなると電話も利用できなくなってしまうというデメリットはあるものの、料金を考えると、従来の固定電話よりも断然お得です。

アンテナ不要でテレビが見られる光テレビも使える

光テレビを契約すると、アンテナなしで地上波・BS・CS放送が見られます。アンテナ設置不要で見た目がスッキリしていますし、ケーブルテレビより料金が安いことが多いです。

なにより、悪天候による映像の乱れがないのが大きなメリットで、いつでも快適にテレビを視聴できます。

アパートやマンションでアンテナを設置できない人や、ケーブルテレビの月額料金を節約したい人におすすめです。

光回線を選ぶデメリットは工事が面倒なこと

速度が速い光回線は、工事が必須。時間や費用がかかるのはデメリットといえるでしょう。

申し込んでから使用開始まで時間がかかる

光回線は、申し込みから開通まで数週間~1ヶ月以上かかることが多いです。特に3月・4月の繁忙期は申し込みが集中し、さらに時間がかかることもあります。

引っ越しや新生活で使うなら、1~2ヶ月前には申し込みましょう。

  • NURO光
  • ソフトバンク光

auひかりなどでは、開通までの間、無料でポケットWi-Fiを貸してくれるサービスがあります。

開通工事に立ち会わなければならない

光回線を新規で契約すると、開通工事が必要になります。

すでに光回線が導入されているマンションやアパートなら、工事不要で即日開通できる場合もありますが、違う回線を使いたければ、やはり工事が必要です。

工事日には、自宅に作業員が訪問し、回線の引き込み作業を行うため、立ち会いが必要です。工事時間は1~2時間程度ですが、日程調整が必要になるため、忙しい人にとってはデメリットといえるでしょう。

工事の時間は、基本的に平日になるので、仕事をしている人は、調整が必要ですが、土日祝日に工事が可能な光回線もああります。

工事費など初期費用がかかる

光回線の工事費は、回線事業者によって異なりますが、15,000円~40,000円程度かかることがあります。

光回線 工事費
NURO光 44,000円
ドコモ光 22,000円
ソフトバンク光 最大31,680円
auひかり 41,250円
GMOとくとくBB光 戸建て:26,400円
集合住宅:25,300円
ビッグローブ光 最大28,600円

プロバイダによっては事務手数料もかかります。なかなか高額な費用なので、光回線の導入を迷ってしまう人もいるでしょう。

ただし、多くの光回線では、期間限定で工事費無料キャンペーンを実施しています。たとえば、「実質無料」として分割払いと同額の割引が適用されるケースが多いので、キャンペーンを上手に利用すれば工事費を節約できます。

エリアによっては利用できない

光回線は、全国どこでも使えるわけではなく、一部の地域では提供エリア外になっていることがあります。

特に、地方・山間部・離島では光回線が未対応のケースが多く、人気の光回線を使いたいと思っても使えない場合があります。

その場合は残念ですが、フレッツ光など全国展開している回線を選ぶか、ホームルーターやモバイルWi-Fiを検討してみてください。

光回線を契約する前に注意すべきポイント

光回線を契約する際、事前に確認しないと予想外の費用がかかることがあります。料金トラブルを避けるために、以下の点について注意してください。

賃貸住宅は工事可能か必ず確認しておく

賃貸住宅の場合、光回線を契約する前に工事が可能かを管理会社・大家さんに確認する必要があります。

光回線の工事では壁に穴を開けたり、ケーブルを通す作業があるため、許可が必要な場合が多いからです。

特に、築年数の古いアパートやマンションは設備が対応しておらず、工事不可の場合があります。また、賃貸契約で「回線工事禁止」となっている物件で勝手に工事すると、退去時にトラブルになりますので、気をつけてください。原状回復しなければならなくなります。

工事NGなら、代替手段としてホームルーターを検討しましょう。

「工事費無料」の条件に注意する

光回線の「工事費無料キャンペーン」は多くの回線で実施されていますが、「分割払い+割引」という条件で、実質無料になっている場合がほとんどです。

工事費が「分割払い」になっている場合、一定期間(24~36ヶ月)継続利用しないと、残りの工事費が請求されるころになるので、注意してください。

「完全無料」なのか「実質無料」なのかを確認し、途中解約時の工事費残額もチェックしておきましょう。

キャッシュバックなどキャンペーンの条件を確認する

光回線の申し込みでは、キャッシュバックキャンペーンがよくありますが、受け取るには条件が設定されていることがあるので要注意です。

指定のオプション契約が必要だったり、特定のプロバイダ経由のみ対象だったりして、複雑な条件をよく理解しないまま契約すると、結局キャッシュバックされなかったということにもなりかねません。

また、キャッシュバックの受け取りまでに時間がかかったり、特定のオプションへの加入が必要だったりする場合があります。

トータルコストを考え、高額キャッシュバックを理由に契約しないようにしましょう。

料金形態についてきちんと理解し無駄なオプションをつけない

光回線の申し込み時には、さまざまなオプションサービスが勧められますが、不要なオプションをつけると毎月の料金が高くなってしまうので注意が必要です。

不要になりがちなオプション例

  • 光電話:固定電話が不要なら不要
  • 光テレビ:地上波はアンテナで見られる場合は不要
  • セキュリティソフト:すでにPCにインストール済みなら不要
  • サポートサービス:ほぼ使わない人が多い

決まり文句として、「後からではつけられない」「後になると高くなる」などと言われますが、不安になっていらないものをつけないように気をつけてください。

万が一つけてしまっても、不要だと判断したら、すぐに解約しましょう。

土日・祝日は工事費が高くなることがある

光回線の工事は、土日・祝日に依頼すると追加料金がかかることがあります。金額は3,000円程度です。

平日に工事できるのであれば、平日に工事をした方が料金を抑えることができます。

ルーターなど周辺機器の設置場所を決めておく

光回線の工事では、ルーターなどの周辺機器を設置する必要があります。設置場所が決まっていないと、工事がスムーズに進まない場合がありますので、あらかじめ決めておきましょう。

ルーターやONU(回線終端装置)は、設置場所によって通信速度に影響します。Wi-Fiの電波が届きやすい場所や、配線がしやすい場所などを考慮して決めます。

Wi-Fiルーターは家の中心に設置するのがベストです。2階建ての場合は階段の近くや中間の部屋に設置するのがおすすめです。

光回線の申し込みから利用開始までの流れ

光回線に申し込んでから、実際に利用できるまでの流れを説明します。

光回線を選んで申し込む

速度、料金プランなどを比較して、自分にあった光回線を選びます。

申し込み方法は主に3つあります。

  1. 公式サイトから申し込む
  2. 代理店サイトから申し込む
  3. 家電量販店・携帯ショップで申し込む

どこで申し込むのがいいかは、人によります。たとえば代理店サイトなら、キャッシュバックキャンペーンなどを定期的に行なっていますので、利用料金がお得になることがあります。

料金システムなどについてじっくり話を聞きながら申し込みたい人は、家電量販店・携帯ショップがおすすめです。

申し込む前に、居住地が対応エリア内に入っているか、確認しましょう。

申し込み時に必要なものを用意しておく

申し込みの際には、以下の情報が必要となります。

  • 支払い情報:クレジットカード、口座振替情報など
  • 本人確認書類:免許証、保険証など

希望する支払い方法があるか、事前に確認しておくことをおすすめします。たいていの光回線は、クレジットカード払いや口座振替に対応しています。

工事日の希望を伝えて開通工事を行う

工事日の希望を伝えますが、予約状況によっては希望日に工事ができない場合があります。

すでに光回線の設備があるあ場合は、工事なしで最短数日で利用できますが、光回線の設備がない場合は工事が必要で、通常2週間~1カ月ほど時間がかかります。

繁忙期(3~4月)は予約が取りにくいので早めに申し込みましょう。

その後、光回線事業者または工事会社から、工事日の連絡があります。当日は立ち会いが必要です。

工事の流れ(戸建て)

  • 電柱から光ファイバーを引き込む(屋外作業)
  • 光コンセントを設置する(室内作業)
  • ONU(回線終端装置)を設置する

マンションは、室内工事がなければ立ち会い不要になりますが、回線の状況次第です。

回線を接続して利用開始

光回線事業者から提供されたルーターなどの機器を接続します。パソコンやスマホなどの端末で、インターネット接続設定を行えば、すぐにインターネットが使えるようになります。

もし設定が不安な場合は、光回線事業者のサポートを受けましょう。

光回線を乗り換える方法

すでに光回線を使っている人が、別の回線業者に乗り換える方法は主に3つあります。

乗り換え方を間違えると、余計な工事費や違約金が発生することもあるので、事前にしっかり確認しましょう!

事業者変更:光コラボレーション間で乗り換えをする

代表的な光コラボの回線には、以下のような回線があります。

  • ドコモ光
  • ソフトバンク光
  • ビッグローブ光
  • @nifty光
  • OCN光

など。

乗り換え方法

  1. 電話またはWebで連絡し、現在の回線事業者に「事業者変更承諾番号」を発行してもらう
  2. 乗り換え先の光コラボ回線で「事業者変更」の手続きをする
  3. 開通日まで待つ

乗り換え先の事業者から、利用開始に関する書類や機器が届きますので、回線切り替え日に、ルーターなどの設定を変更すれば、乗り換え完了です。

回線設備はそのままなので、基本的に工事は不要です。ただし、乗り換え前の回線の違約金が発生する場合があるため、契約期間に注意してください。

転用:フレッツ光から光コラボレーションに乗り換えをする

現在、フレッツ光を使っている人が、光コラボ回線に変更したい場合は、以下の手順で手続きを行います。

乗り換え方法

  1. NTT東日本・NTT西日本から「転用承諾番号」を取得する
  2. 乗り換え先の光コラボレーション事業者に申し込み、転用承諾番号を伝える
  3. 開通日を待つ

回線切り替え日に、ルーターなどの設定を変更すれば、乗り換え完了です。

フレッツ光から光コラボレーションへ乗り換える場合も、同じフレッツ光回線を利用するため、基本的に工事は不要です。

新規契約をする(事業者変更・転用に当てはまらない場合)

事業者変更、転用に当てはまらない場合とは、以下のような人です。

  • 「光コラボ」ではない回線を使っている人(例:auひかり・NURO光・地方独自の光回線)
  • 「フレッツ光」でもなく、「光コラボ」にも転用できない人
  • 今の回線を完全に解約して、新しい回線にしたい人
乗り換え方法

  1. 現在の光回線を解約する
  2. 新しく契約したい光回線を申し込む
  3. 工事日を調整し、開通工事を行う
  4. 開通後、古い回線の機器を返却する

好きな回線を選べるのがメリットですが、工事が必要になる場合が多いので、開通まで時間がかかることがあります。

光回線が遅い時の原因と対処法

光回線は早いと聞いていたのに、全然速くない!と思ったら、なにかしらの原因があると考えられます。原因と対処法を詳しく解説します。

パソコンの処理速度自体が遅くなっている

パソコンの性能が低いと、インターネットの速度が出ないことがあります。メモリ不足やストレージの容量不足も影響しますので、以下の対処法を試してみてください。

  • 不要なアプリを終了する
  • 不要なファイルを削除し、空き容量を増やす
  • HDDならSSDに交換する
  • メモリを増設する
  • ウイルス対策ソフトのスキャンを実行する

パソコンのスペックを確認し、必要であれば買い替えを検討も必要です。

回線が混雑している

利用者が多い時間帯、特に夜間(20時~23時頃)は回線が混雑しがちです。マンションの場合は、全体の回線が共有されていることも影響します。

特定のWebサイトやオンラインゲームにアクセスが集中していることも考えられますので、時間帯をずらして利用してみましょう。

もしくは、IPv6接続を利用します。IPv6は、従来のIPv4に比べて通信速度が速く、安定性が高いのが特徴です。

それでもダメな場合は、プロバイダの変更を検討します。

ルーターの置き場所が悪い

ルーターの置き場所が悪いと、電波が届きにくくなることがあります。

  • ルーターの設置場所が壁や家具の陰になっている
  • ルーターが電子レンジやコードレス電話などの電波干渉を受けやすい場所に置かれている
  • ルーターと端末の距離が遠すぎる

などの原因が考えられます。

Wi-Fiルーターは無線通信を利用してデバイスと接続しますが、無線信号は壁、家具、金属物体など障害物によって届きにくくなりやすいです。もしルーターが障害物の多い場所に置かれていると、信号が届きにくくなり、接続が遅くなります。

たとえばルーターが壁に囲まれていたり、大きな家具の後ろに置かれていたりすると、電波がブロックされて速度が低下します。

また、Wi-Fiの電波は、中心から放射されるように広がりますが、ルーターを隅っこや部屋の隅に置いた場合、電波が届かない範囲が生まれ、インターネット速度が遅く感じることがあります。

対処法としては、

  • ルーターを高い位置に置く
  • 部屋の中央に近い場所に設置
  • Wi-Fi中継機を利用する

などの方法があります。

ルーターの設置場所は、なるべく壁やドアが少ない場所にして、電波が遠くまで届く工夫をしてみてください。

ルーターなどの周辺機器が古い

ルーターの規格が古いと、光回線の速度を活かせないことが多いです。特に、10年以上前のルーターは、最大通信速度が低いため、規格を確認してみてください。

ルーターを再起動してみて、それでも変わらなければ、最新の規格に対応したルーターやLANケーブルに買い替えたほうがよいでしょう。

集合住宅の配線がLAN形式である

マンションの共有部分の回線方式が「VDSL」や「LAN配線」 だと遅くなりやすいです。

光回線でも、部屋まではLANケーブルや電話線(VDSL)の場合があるため、契約前に確認しておきたい点です。

もし古い場合は、管理会社や大家に「光配線方式」に変更できるか相談し、NURO光やauひかりなどの独自回線に変更が可能かも、合わせて確認しておきましょう。

接続方法が適切でない

Wi-Fiには主に「2.4GHz帯」と「5GHz帯」の2種類の周波数があります。5GHz帯」の方が速いですが、2.4GHzの方が障害物があってもつながりやすいというメリットがあります。

5GHz(Wi-Fi6)の方が速度が速いのに、2.4GHzで接続していれば、遅いと感じるでしょう。

ただし、速さを重視するなら5GHzの方が良いのですが、ルーターの場所によっては2.4GHzの方が適していることもあります。

普段、接続している方が遅いと感じたら、切り替えて速度を確認してください。

プロバイダーの回線トラブル

プロバイダー側で障害が発生している場合、回線が遅くなることがあります。これはプロバイダー側の問題なので、こちらではどうしようもありません。

プロバイダーの公式サイトで障害情報を確認し、あまりに頻繁に遅くなるならプロバイダー変更も検討しましょう。

ルーターへの同時接続が多すぎる

家族で複数のスマホ、PC、ゲーム機を使うと、ルーターの処理が追いつかず、回線速度が遅くなることがあります。

  • 使っていない端末のWi-Fiをオフにする
  • 多台数接続に強いWi-Fi6対応ルーターに買い替える

などの対処法があります。

LANケーブルで接続できる機器は、有線LAN接続にするのもよいでしょう。

光回線がおすすめの人

光回線は、インターネットの速度や安定性が重要な人に特におすすめです。

  • 高速で安定したインターネット接続が必要な人
  • 家族や複数人でインターネットを使う人
  • 在宅勤務やテレワークをしている人
  • 高画質な動画を視聴する人
  • オンラインゲームをよくする人
  • 大容量ファイルのアップロード・ダウンロードが多い人
  • インターネットの安定性を重視する人

光回線は速度が速く、安定しているため、大量のデータを短時間でやり取りできます。特に4K動画の視聴や、VRゲームなどに最適です。

また、ZoomやTeamsなどのオンライン会議も快適に行え、ファイルのアップロードやダウンロードもスムーズです。

光回線がおすすめではない人

光回線は非常に優れたインターネット接続方法ですが、次のような人にはあまりおすすめしません。

  • 引越しが多い人
  • 自宅であまりインターネットを使わない人
  • 都市部でない、またはエリアによってサービスが利用できない人
  • 賃貸住宅で光回線の工事ができない人
  • 高額なインターネット料金を避けたい人
  • ネットワーク機器の設定や管理に自信がない人

引越しが多い場合、光回線の契約や工事が面倒で、転居先で利用できない可能性もあります。こうした場合は、柔軟に移動できるモバイル回線(ポケットWi-Fiなど)を使うほうが便利です。

また、光回線は月額料金が高いため、自宅であまりインターネットを使わない場合、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。

インターネットを自宅で利用する3つの方法

インターネットを自宅で利用する方法にはいくつかの選択肢があり、それぞれメリットとデメリットがあるため、使用目的やライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

スピード重視なら光回線

光回線は、高速で安定したインターネット接続が可能です。固定回線のため、自宅での利用に特化しています。

天候や他の機器に影響されにくいというメリットもありますから、動画視聴、オンラインゲーム、大容量のファイルダウンロード・アップロードなど、高速通信が必要な人に最適な方法です。

工事ができない人はコンセントに差し込むだけのホームルーター

ホームルーターは、コンセントに差し込むだけでインターネットが利用できる簡単なWi-Fiルーターです工事が不要なので、賃貸住宅でも利用しやすいです。光回線に比べて、月額料金が安い傾向があります。

引っ越し先が対応エリアに入っていれば、住所変更のみですぐに利用可能です。

持ち歩きもできるポケットWi-Fi

ポケットWi-Fiは、持ち運びができるモバイルWi-Fiルーターで、自宅でも外出先でもインターネット接続が可能です。

外出先や旅行先でもインターネットが使えるため、常にインターネット接続が必要な人におすすめです。

ただし、多くのプランでは、月間データ容量に制限があり、大容量のデータ通信を頻繁に行うと制限を超えて速度が制限されることがあります。

また、持ち運び可能なため、長時間の使用には充電が必要です。バッテリーが切れると、利用できなくなります。

光回線のおすすめに関するよくある質問とその回答(Q&A)

光回線に関する、よくある疑問や質問とその回答についてまとめました。

どの光回線が一番おすすめですか?

光回線は、住んでいる地域や利用目的によって最適な回線が異なります。

総合的におすすめなのは、

  • ドコモ光
  • ソフトバンク光
  • auひかり

です。大手キャリアのスマホとセットで割引があるため、家族での利用に最適ですし、フレッツ光回線を使っているので全国対応しています。

その他、目的別におすすめが違ってきます。

  • 速度重視:NURO光、auひかりなど
  • 料金重視:楽天ひかり、GMOとくとくBB光など
  • オンラインゲームを快適にプレイしたい:NURO光、GameWith光など

光回線の速度はどれくらいですか?

光回線の速度は、最大速度で1Gbps~10Gbps程度です。ただし、実際の速度(実測値)は、利用環境や時間帯によって変動します。

実測値は、以下の数値を目安にしてみてください。

  • Webサイト閲覧・SNS:10Mbps以上
  • YouTube視聴(HD画質):20Mbps以上
  • YouTube視聴(4K画質):50Mbps以上
  • オンラインゲーム:100Mbps以上

どの光回線が一番速いですか?

一番速い光回線は、独自回線である「NURO光」や「auひかり」などが挙げられます。

これらの回線は、独自の光ファイバーケーブルを使用しているため、高速で安定した通信が可能です。

ただし、住んでいる地域によって速度が変わるので、実際に使っている人の口コミもチェックしてみてください。

1ギガと10ギガ、どちらを選べばいいですか?

ネットサーフィンをしたり、動画を見たりと、普通のネット利用なら1ギガで十分です。家族で使うにしても、1ギガあれば快適です。

本格的なオンラインゲーム、動画配信、高画質の動画編集をするなら10ギガもありでしょう。

まずは1ギガで使ってみて、どうしても速度が気になる場合は、10ギガにランクアップすれば良いでしょう。

ゲーム向けの光回線の選び方は?

オンラインゲームでは「回線速度」だけでなく、Ping値(応答速度) も重要です。Ping値が低いほど、ラグが少なく快適にプレイできます。

また、通信の混雑を避けるため、IPv6対応の回線を選ぶとよいでしょう。さらに、安定した環境で使うなら、有線接続(LANケーブル)がおすすめです。

光回線の速度を上げる方法はありますか?

せっかく光回線を契約したのに、思ったより遅いと思ったら、以下を試してみてください。

  • IPv6対応のプランにして混雑を回避する
  • Wi-Fiではなく、有線LAN接続にする
  • Wi-Fiルーターを最新のものにする(Wi-Fi 6対応がおすすめ)
  • LANケーブルを「カテゴリ6A以上」にする
  • ルーターの設置場所を見直す

ルーターの場所は意外と重要で、壁や家電の干渉を避けられる場所におくと通信が早くなることがあります。

賃貸マンションでも光回線を使えますか?

基本的に賃貸マンションでも光回線を使えますが、建物の設備やオーナーの許可によっては制限があるので注意しましょう。

【光回線を導入できるか確認するポイント】

  • すでにマンションに光回線が導入されているか?→「光対応マンション」なら工事不要で使える場合が多い
  • 新しく光回線を引く場合、オーナーや管理会社の許可が必要か?→部屋まで配線を引く工事が必要な場合、許可が必要なことがある

工事ができないと断られてしまった場合は、WiMAXやソフトバンクエアーなど工事不要の回線も検討してみてください。

工事不要で使える光回線はありますか?

工事不要で使えるインターネット回線もあります。

  • WiMAX(ポケットWiFi)
  • ソフトバンクエアー
  • ホームルーター(ドコモhome 5Gなど)

光回線と比べると速度や安定性はやや劣るものの、工事不要ですぐにインターネットが使えます。

光回線の申し込みから開通までの期間はどれくらいかかりますか?

通常、光回線の開通には 2週間~1ヶ月かかります。開通工事自体は1日で済むのですが、工事日程の調整に1週間~2週間かかります。

引越しの時の光回線の手続きは?

今の回線を引き続き使うか、新しく乗り換えるかを決めます。

引っ越し先でも同じ光回線を使う場合は、プロバイダに移転手続きを申請します。できれば、1ヶ月前が理想です。引っ越し先で工事が必要になる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

新しく乗り換える場合は、新居で契約できる光回線を調べます。エリア確認は必須です。

定期プランの途中で解約する場合、「違約金負担キャンペーン」を活用するとお得です。

光回線とWiMAX、どちらが良いですか?

どちらが良いかは、利用環境によって違います。

光回線は速度が速く、安定して通信できるというメリットがあるものの、開通工事が必要で、導入に時間がかかります。

WiMAXは工事不要で持ち運び可能ですから、申し込んでから数日で使えるというメリットがあります。通信制限がある場合もあり、長時間のオンラインゲームには不向きです。

光回線とケーブルテレビの違いは?

光回線は光ファイバーケーブルを使用し、ケーブルテレビは同軸ケーブルを使用しています。一般的に、光回線の方がケーブルテレビよりも高速な通信が可能です。

ケーブルテレビは、インターネットサービス以外にも、テレビ放送や固定電話サービスなどを提供していますので、セットでテレビも楽しみたい人は、ケーブルテレビを検討しても良いでしょう。

光回線工事後のルーターの設定は初めてでもできますか?

光回線工事後のルーター設定は、初めてでも基本的に簡単にできます。多くの光回線プロバイダーは、初心者向けに分かりやすい手順やサポートを提供しているため、心配する必要はありません。

もし設定がうまくいかない場合や、わからない部分があれば、プロバイダーのサポートセンターに問い合わせることができます。多くのプロバイダーでは、電話やオンラインサポートで、設定方法を丁寧に教えてくれます。

また、インターネット接続ガイドや動画チュートリアルも豊富に提供されているので、それを見ながら設定することも可能です。

光回線のおすすめは月額料金だけでなく割引プランや速度もよく比較する!

光回線は、提供エリアや回線の種類、料金プラン、スマホとのセット割などを考慮して選ぶことが重要です。

速さを求めるなら独自回線の「NURO光」や「auひかり」、コスパ重視ならキャンペーンが充実した「ソフトバンク光」や「ドコモ光」、引っ越しが多いなら全国対応の回線がおすすめです。

また、スマホとセットで契約すると通信費を抑えられるため、利用中のキャリアに対応した光回線を選ぶとお得です。ゲームをするなら低Ping値の回線を重視して選ぶと、快適なオンライン環境でゲームを楽しめます。

自分の生活スタイルに合った光回線を選び、快適でストレスのないインターネット環境を手に入れましょう。