ソフトウェアとは?ハードウェアとの違いは何?例や種類を簡単にわかりやすく解説!
さまざまな業務がデジタル化されている昨今、社内でIT用語を用いることも多いことでしょう。しかし、基本的なIT用語だからこそ、意味を理解しておかなければ、デジタル化した業務システムを正しく運用することはできません。
この記事ではIT用語の中でも最も基本的といえる「ソフトウェア」について解説していきます。関連する用語との違いや、ソフトウェアの具体例を用いてわかりやすく説明しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ソフトウェアとはなに?
ソフトウェアはIT用語の中でも使用される頻度が高く、最も基本的なプログラムです。
この章ではソフトウェアの概要や、業務効率を高めるうえで、ソフトウェアが重要となる理由を解説します。
コンピュータに命令を出すプログラム
ソフトウェアとは、簡単に言うと「コンピュータを動かすためのプログラム」のことです。私たちが日頃使用しているスマホやPCなどの機器は、ソフトウェアが命令を出すことで動作しています。データの管理や計算処理、アプリケーションを使った複雑な作業など、さまざまなデジタル機器で便利な機能が利用できるのは、ソフトウェアが機能を管理しているからなのです。
プログラムとは
プログラムはソフトウェアを動かすための「流れ」を構築しているものです。
プログラムを構築しハードウェア上で動かすことによって、ソフトウェアが動作します。
ソフトウェアが重要な理由
ソフトウェアは経営や業務を効率化するために非常に重要な役割を果たします。社員の業務管理やクライアントとの取引、営業や決算など多くの場でソフトウェアが使用されているのです。「メールソフト」や「会計ソフト」「文書作成ソフト」などは、どの企業でも当然のように使用しています。業務へのIT利用が当たり前である現代のビジネスにおいて、ソフトウェアは必要不可欠な存在と言えるのです。
ソフトウェアとハードウェアの違い
ソフトウェアと似た言葉に「ハードウェア」があります。聞いた ことや見たことはあっても、いまひとつ理解できていない方もいるのではないでしょうか。
この章ではハードウェアについての概要と、ソフトウェアとの違いを解説します。
ハードウェアはPCやスマホなど「本体」のこと
ハードウェアとは、PCやスマホのような電子機器本体のことです。もっと細かく説明すると「物理的に存在する機器やパーツ」のことを指します。PC本体もハードウェアですが、PCを構成する記憶装置・処理装置など細かいパーツもハードウェアのひとつです。また。マウスや外付けキーボードなどもハードウェアに含まれます。
ソフトウェアはハードウェア上で働くプログラム
ハードウェアが目に見え触れられる「実体」を伴うものであるのに対し、ソフトウェアは実体を持たずハードウェアの内部で機能するものです。ハードウェアが正しく動作するために、目に見えない所でソフトウェアが指令を出しています。
車に例えていえば、車本体がハードウェアとなります。これに対し「エンジンを動かす「前進する」「エアコンを調節する」など、車を動かすために制御するのがソフトウェアです。車だけあっても制御するプログラムがなければ動かず、プログラムだけあっても車本体がなければ意味がありません。つまり、ハードウェアとソフトウェアは両方あってはじめて機能するものといえます。
さらに言えば、ソフトウェアはハードウェアに便利な機能を付与することが可能なプログラムです。「ただ前進するだけの車」に「エアコン機能」や「ナビ機能」「ETC機能」などのソフトウェアを与えることで、車は利便性が上がり移動の効率も良くなります。ソフトウェアの種類や数を充実させることによって、ハードウェアはより使い勝手のいいツールとなるのです。
ソフトウェアを利用するメリット
ソフトウェアにはさまざまな役割があり、事業に導入することで多くのメリットをもたらします。
この章では、事業においてソフトウェアを利用するメリットを解説します。
作業工程を簡易化できる
ソフトウェアを導入することで、業務における作業工程を簡略化することが可能です。わかりやすい例で言うと、直接計算していた経費計上が、会計ソフトを利用することで手数を減らせるようになります。ソフトウェアを導入することで、複雑な計算や作業もプログラムによって瞬時に完了でき、業務効率が向上するでしょう。
作業に必要な時間を短縮できる
ソフトウェアを利用し、作業工程を減らすことで業務全体にかかる時間を短縮できます。1つの作業にかかる時間を短縮することで、決められた時間内により多くの作業を行えるようになります。残業時間を減らすことにも繋がり、企業だけでなく社員全体にもメリットがあるのです。
リソースを削減できる
作業工程と時短により、社員のリソースを削減可能です。空いたリソースを違う業務に回すことで、より多くの収益を上げることにも繋がります。業務内容を自動化するソフトウェアを導入すれば人件費を減らすこともでき、企業コストを軽減できるでしょう。
ソフトウェアの種類
一口に「ソフトウェア」と言ってもさまざまな種類があります。
ソフトウェアの大まかな種類と役割についてみていきましょう。
土台となる「OSソフトウェア」
ハードウェアを動かす土台となるのが「オペレーティングソフトウェア」 (以下OS)です。OSは「基本ソフトウェア」とも呼ばれ、ハードウェア内で動作するすべてのソフトウェアを管理・制御するプログラムのことを指します。PCで言えば「Windows」や「macOS」がOSにあたるソフトウェアです。OSは他のソフトウェアが正常かつ効率的に動作するために、データの記憶やファイルの管理、動作中のタスクの管理などを行っています。つまり、OSがなければ細かいアプリケーションなどが正常に機能せず、ハードウェアを動かすにあたってなくてはならないソフトウェアといえるのです。
手段として用いる「アプリケーションソフトウェア」
「アプリケーションソフトウェア」(以下アプリ)は特定の機能を持ったソフトウェアのことを指します。「アプリ」や「アプリケーション」と呼ぶのが一般的です。「Microsft社」の「Word」や「Excel」「PowerPoint」のように、「文章を書く」「表を作成する」などの特定の目的のために使用されます。アプリはOSから制御されて動いており、業務の中では勤怠管理や社内コミュニケーションツールなど、幅広い役割を担っています。また、OSやアプリの機能を補助するための「ユーティリティソフトウェア」というものもあります。
ユーティリティソフトウェアとは
ユーティリティソフトウェアとは、OSやアプリを補助するソフトのことです。
ファイルの圧縮やウイルスの削除など、特定の機能に特化しており、ハードウェアをより便利で最適に利用できるよう働く役割があります。
OSを補助する「ミドルウェア」
「ミドルウェア」とは、OSとアプリの中間に位置するものであり、双方がうまく機能するのを補助するソフトウェアです。アプリは自分の役割を果たすため、OSに対してさまざまなリクエストを行います。しかし、OSは基本的なことしか行えないため、単体ではアプリからの複雑なリクエストに応えることができません。そこでOSとアプリの間に入り、リクエストを適切に処理するために働くのがミドルウェアの役割となります。
ミドルウェアには大きく分けて以下の3つがあります。
- Webサーバー
- アプリケーションサーバー
- データベース管理サーバー
それぞれみていきましょう。
【Webサーバー】
Webサーバーはアプリからリクエストされたコンテンツを表示する役割を持ちます。Webサーバーが表示するコンテンツは「静的コンテンツ」と「動的コンテンツ」の2種類です。静的コンテンツは誰がリクエストしても同じ結果を表示するものであり、「〇〇の画像」や「〇〇株式会社」など、誰が検索しても同じものが提供されるコンテンツを指します。動的コンテンツはリクエストする人やタイミングによって結果が変わるコンテンツを指し、具体的にはクレジットカードの利用履歴や、掲示板などです。Webサーバーはこのような2種類のリクエストに応え、アプリやアプリを利用したユーザーに結果を表示することを役割としています。
【アプリケーションサーバー】
アプリケーションサーバーとは、Webサーバーからのリクエストをもとに動的コンテンツを作成し、Webサーバーへ返すミドルウェアです。動的コンテンツの作成にはJavaやPHP、Rudyなどを使用し、コンテンツの作成に必要なデータがある場合は「データベース管理サーバー」へリクエストします。
たとえば、日付や日時の計算ができるアプリケーションサーバーに対し、Webサーバーから「2023年12月20日の4日後は?」とリクエストすると、アプリケーションサーバーは自分の機能で計算を行い「2023年12月24日」と返します。このとき、「12月20日からクリスマスまで何日?」とリクエストが来ると、「クリスマス」の情報をデータベース管理サーバーへリクエストし、得た情報をもとに「4日」と返すことができるのです。このように、アプリケーションサーバーはできることを自分でこなし、足りない情報をさらにリクエストする機能を備えています。
【データベース管理サーバー】
データベース管理サーバーには、膨大なデータベース(情報の集合体)をサーバー内で管理し、必要な時に取り出しやすくする機能があります。データベース管理サーバーでは「SQL」のようなデータベース言語ツールを使用し、データの作成や整理、変更などを行うことが可能です。データベースを管理しておくことで、アプリケーションサーバーからリクエストが来た場合に素早くデータを提供し、動的コンテンツの作成がスムーズに行えるようになります。
「クリスマス」の情報1つにしても、「日付」や「起源」「サンタクロース」「プレゼント」など、さまざまな情報を管理しています。データベース言語を用いることで、この中から必要な情報を取り出してアプリケーションサーバーに提供し、Webサーバーからのリクエストに動的コンテンツを返しているのです。
周辺機器を動かす「デバイスドライバ」
「デバイスドライバ」とは、PCやスマホなどのハードウェアに接続して使う周辺機器を動かすためのソフトウェアです。マウスやキーボードは、それ単体では「ハードウェア」として扱われますが、PCなど基となる機器に接続して使用する場合「デバイス」と呼ばれます。
マウスなどのデバイスドライバはOSにもともと備わっている場合もありますが、プリンタなどを認識し動かすためには別にインストールが必要です。インストールが必要なデバイスドライバは、製品を購入した際にインストール用のCD-ROMが付属するか、機器のメーカー公式サイトで配布している場合があります。
ハードウェアを動かす「ファームウェア」
「ファームウェア」とは、ハードウェアを機能させるためのソフトウェアを指します。デバイスの構造にもともと組み込まれている場合が多く、「デバイスファームウェア」とも呼ばれます。ハードウェアの電源を入れてからOSを稼働させるために働いたり、バグやウイルスに対しての脆弱性をカバーしたりするのが役割です。ファームウェアはデバイスを正しく起動させるための「大本のプログラム」であり、ソフトウェアの中でも非常に重要といえます。
ファームウェアは重要な役割を担う分、セキュリティ対策も常に万全にしなければなりません。デバイスがハッキングされる多くの原因は、ファームウェアのアップデートを怠り、最新のセキュリティ対策が行われていないことにあります。発見されるバグや脆弱性に対応するため、ファームウェアはインターネットを介し、定期的にアップデートを行わなければなりません。
ソフトウェアの具体例
ソフトウェアにはどのようなものがあるか、具体例を提示します。
PCで使用されているソフトウェア
PCで使用されるソフトウェアには以下のようなものがあります。
【OS】
・Windows
・Mac OS
・Linux など
【アプリ】
・Word
・Excel
・PowerPoint
・Google Chrome
・Outlook など
ユーザーがPC上で使用する多くの機能がアプリによって動いており、それらを動かしているのが各プラットフォームのOSです。
スマホで使用されているソフトウェア
スマホで使用されるソフトウェアには以下のようなものがあります。
【OS】
・Android
・iOS
・FireFoxOS など
【アプリ】
・コミュニケーションアプリ(LINE、X(旧Twitter)、Instagramなど)
・動画視聴アプリ(TikTok、YouTubeなど)
・便利アプリ(カレンダーアプリ、フリーマーケットアプリなど)
スマホで扱われるソフトウェアも、基本的にはPCと使い方や提供のされ方は変わりません。スマホ独自の利便性に合わせ、AndroidやiOSなどスマホ用のOSが採用されています。また、PCはWeb上でアプリを使用することが多いのに対し、スマホはデバイスにアプリをインストールして使用する「ネイティブアプリ」が広く用いられるのが特徴です。
ソフトウェアの利用形態
ユーザーが使用するソフトウェアには3つの提供形態があります。
各形態の概要をみていきましょう。
無料で提供される「フリーソフト」
「フリーソフト」とは、利用にあたってライセンスが必要なく、無料や無償で提供されるソフトウェアのことです。個人で利用する範囲内であれば複製や改変も可能で、再配布も許可されているものもあります。フリーソフトの名前の通り、ソフトウェア自体の権利は自由な点が特徴です。
無料で入手できるソフトウェアは「フリーウェア」と呼ばれる場合もあります。入手・購入後のライセンスがフリーなソフトウェアを「フリーソフト」、無償で入手可能であったり、無料で利用できるソフトウェアを「フリーウェア」と呼び分けることもあるのです。
販売され提供される「パッケージソフト」
「パッケージソフト」は、市販で販売されているソフトウェアや既製品のソフトウェアのことを指します。店頭で販売される「実体を伴うソフトウェア」を指すこともあり、オンライン上で購入・利用するものは「オンラインソフト」や「クラウドソフト」と呼ばれています。
パッケージソフトはCD-ROMにソフトウェアが収録されており、PCにインストールすることで利用可能となります。特定の機能が必要な場合や、ソフトウェアを持ち出してインストールする場合に重宝するでしょう。パッケージソフトはインストールした後、オンライン経由でアップデートされるものがあり、購入後も最新の機能を利用し続けられる場合もあります。
購入前に試用できる「シェアウェア」
「シェアウェア」とは、購入前や料金が発生する前に試用期間が設けられているソフトウェアのことです。試用期間後も利用し続ける場合、購入手続きや料金の支払いが発生します。ソフトウェアの内容や使用感を確かめてから購入できるため、「思っていたような機能ではなかった」といった失敗を避けられます。シェアウェアの段階では機能が制限されている商品も多く、使用してみた感触が良ければ料金を払い継続・機能のアップデートを行うと良いでしょう。
ソフトウェア導入の方法とコスト
ソフトウェアにはいくつかの導入方法があり、手段ごとにかかるコストもさまざまです。この章ではソフトウェアを導入するための方法と、導入方法ごとのおおまかなコストを紹介します。
既製品のソフトを購入する
パッケージソフト・オンラインソフトを購入することで、簡単にソフトウェアを入手・導入可能です。この方法のメリットは、専門的な知識がなくともソフトウェアを導入できることにあります。既に作成されたソフトウェアを、CD-ROMやデータのインストールのみで使用を開始できるため、難しい工程やエンジニアとのやり取りなどが必要ありません。デメリットとして挙げられるのは、既製品のため、一般的な機能を備えているのみである点です。自社の業務に最適なソフトウェアを既製品から得ることは難しく、場合によっては数種類のソフトウェアを購入する必要があるでしょう。既製品はパッケージの規模によって、数千円から数百万円までさまざまな価格のものがあります。
ソフトウェアを開発する
社内にエンジニアがいる場合は、自社の業務に合わせたソフトウェアの開発やシステムの構築を内製可能です。自社のSI(システムインテグレーター)がソフトウェアの開発や運用を行う場合、長期的にみると外注するよりもコストを抑えられるというメリットがあります。社内のSI・SEの開発スキルが上がれば、新たなソフトウェアを開発するコスト・時間を削減でき、低コストで大きなリターンを得られるようになるでしょう。デメリットとしてはSIやSEを雇う必要があることと、開発が思うように進まなかった場合コストが大きくなってしまう恐れがあることです。内製でソフトウェアを入手する場合、雇用しているSIやSEの人件費がコストとなります。
ソフトウェア開発を外注する
ソフトウェア開発は外注も可能です。技術の確かなSIやSEに依頼することで、必要なソフトウェアが短期間で入手でき、その後の運用も任せられます。SIやSEを雇うことなくソフトウェアを開発可能であるため、場合によっては人件費よりも低いコストで開発可能です。デメリットとしては、外注先によってはコストが高くなってしまうこと、外部に運用を委託するため情報漏洩の可能性もあること、自社のソフトウェア開発・運用のスキルが上がらないため、新たなソフトウェアやシステムが必要となった場合、さらにコストが必要となってしまうことが挙げられます。外注でソフトウェアを開発する場合、ソフトウェアの内容の吟味やエンジニアとの見積もりを慎重に行いましょう。
ソフトウェアを安全に導入するには?
ソフトウェアはただ使用するだけでなく、データ漏洩を防ぐ工夫や、正しく機能するための管理が重要です。この章ではソフトウェアを導入する場合に注意しなければならないことを紹介します。安全に運用するためのポイントをみていきましょう。
セキュリティ対策が必須
社内で運用するソフトウェアは、顧客や取引先の情報などを扱うことになるため、セキュリティを万全にしておく必要があります。セキュリティが不十分なまま運用し、外部へ情報が漏れてしまえば信用を失い、大きな損失を被ることになるでしょう。パッケージソフトの場合は組み込まれているセキュリティ対策を確認し、開発する場合はセキュリティ対策も必須項目として依頼してください。
なお、ソフトウェアそのもののセキュリティを強化する他にも、ファイアウォールなどの「ウイルス対策ソフト」や「セキュリティソフト」を利用することでも対策可能です。また、社内システムに最適なセキュリティソフトを開発することにより、コストはかかりますが安全に運用することができます。
ソフトウェアを最新版に更新
ソフトウェアを安全に運用していくためには、常に最新版へアップデートしておくことが重要です。ソフトウェアはバグや外部からの脆弱性に対し定期的にアップデートを行い、安全性を保つ必要があります。サイバー攻撃やウイルスなどは、新たな手法や種類が次々と出てくるため、ソフトウェアもその都度更新しなければなりません。
また、ソフトウェアを更新しなければ、その性能を存分に発揮できなくなります。古いまま使用しているとバグが生じたり、動作が不安定となってしまうのです。アップデートにより新たな機能が加わり、より利便性の高いソフトになることもあるため、ソフトウェアのバージョンは最新にしておくようにしましょう。
サイバーセキュリティは専門知識が必要
サイバーセキュリティとは、ソフトウェアや社内ネットワークを外部の攻撃から保護するものです。クラウドや社内ネットワーク上でデータをやり取りする現代では、データをサイバー攻撃から守ることが何より重要と言えます。サイバーセキュリティは「セキュリティエンジニア」が取り扱う分野ですが、業務内容の複雑さと問われる責任の大きさから、より専門的な知識と実務経験が必要です。
ソフトウェアを導入して作業効率UPを
ソフトウェアを導入することで、業務効率を向上し企業の生産性を上げることが可能です。導入する場合はソフトウェアの種類や特徴を理解し、セキュリティ対策を万全にすることが重要となるでしょう。
ソフトウェアのセキュリティ対策をお考えの方は、ぜひお気軽にケイティケイへお問い合わせください。
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