「濃いすね毛をなんとかしたい……」
「短パン履くと目立ってしまうのが恥ずかしい……」
「どうにかしてすね毛を薄くしたい……」
すね毛が濃いことがコンプレックスとなり、どうにかして薄くしたいと試行錯誤している男性は多いのではないでしょうか。
すね毛が濃くなるのには原因があり、生活習慣などを見直すことで改善の余地があります。
本記事では、すね毛が濃くなる原因とすね毛を薄くする方法を詳しく解説します。すね毛が濃いことで悩んでいる男性は必見の内容となっているので、ぜひ最後まで読み進めてください。
目次
すね毛が濃くなるおもな原因と特徴
男性なら全員すね毛が濃いわけではありません。濃い方もいれば薄い方もいます。このように違いが生じるのはなぜでしょうか。すね毛が濃くなるおもな原因と特徴について解説します。
ホルモンバランスの影響(男性ホルモン)
1つめは、男性ホルモンの影響によるものです。通常であれば一定に保たれているホルモンバランスが、乱れることがあります。具体例を出すと、以下のとおりです。
ホルモンバランスが乱れると、「テストステロン」という男性ホルモンが過剰に分泌されるといわれています。テストステロンには体毛の成長を促す働きがあるため、テストステロンが過剰に分泌されると体毛が濃くなりやすいと考えられています。
思春期のホルモンバランスの変化はある意味で避けられない面もありますが、生活習慣の乱れは対策のしようがあります。すね毛の濃さで悩んでいる方は、生活習慣を整えていくことを心がけましょう。
代表的な生活習慣の見直しのポイントは、以下になります。
- 偏った食生活を改善し、バランスの良い食事を意識する
- 油っぽい食べ物を減らす
- インスタント食品やファストフードを控える
- しっかりとした睡眠を確保する
- たばこの本数を減らしたり禁煙をする
- お酒は飲みすぎないように注意する
遺伝
2つ目は、遺伝によるものです。両親や親戚の誰かに体毛が濃い方がいる場合、遺伝子を受け継ぐことですね毛が濃くなっている可能性があります。
遺伝が原因で体毛が濃い場合、自然に毛量を減らすことは難しいでしょう。脱毛やお手入れによって、毛量を少なくしていく必要があります。また、ホルモンバランスの影響でさらに濃くなる可能性もあります。この場合でも、生活習慣を整えていくことを心がける必要があるでしょう。
身体の本能的機能
3つ目は、身体の本能的機能によるものです。
体毛は身体を守るために生えているという側面があります。そのため、肌に何かしらの刺激が加わると防衛反応が働き、刺激から身体を守るために体毛が濃くなることがあります。
具体的には、以下のような刺激です。
- カミソリなどによる刺激
- 衣服などの摩擦
- 極端な気温(高温・低温)
- 紫外線による刺激
ただ、刺激によって毛が濃くなるという科学的な根拠は明確にはありません。そのため、過剰にまで気にする必要はないでしょう。
また、カミソリなどによる刺激で毛が太く見えるのは、ほとんどが毛の断面の見え方による影響という点も頭に入れておきましょう。
すね毛を薄くするメリット
「すね毛が濃いから薄くしたいけど、薄くしたら何かいいことあるのかな……」
すね毛が濃いことに悩んではいたものの、いざ処理して薄くしようと思うと「本当に処理したほうが良いのかな?」と迷う方もいるでしょう。以下では、すね毛を薄くするメリットを解説します。
堂々と短パンを履ける
すね毛が濃いことに悩んで薄くしたいというお悩みをもつ方であれば、人前で足を出すことに少なからず抵抗があるのではないでしょうか。コンプレックスになっている場合もあり、足元を見られることが恥ずかしいという方もいるのではないでしょうか。
すね毛を薄くすれば、その悩みから解放されます。堂々と短パンを履けますし、夏になったら海やプールに行っても周りからの視線を気にすることもなくなるでしょう。
清潔感が出る
すね毛が濃くてコンプレックスになっている方の中には、女性から「すね毛が濃いと不潔に見える」「清潔感がない」などと言われたことがあるのではないでしょうか。
すべての女性が同じように思っているわけではありませんが、一度言われてしまったことで必要以上に気になってしまう方もいるかもしれませんね。
すね毛を薄くすることで、清潔感アップの印象を持たれやすくなります。ただ、人それぞれ価値観が異なるため、何を持って清潔感があると思うかは変わってくることは頭に入れておきましょう。
オシャレを楽しめる
「堂々と短パンを履ける」に近いものがありますが、外見に自信を持てるようになるとファッションなどオシャレを楽しめるようになります。
今までは流行に鈍感で、新しいアイテムが販売されていても気にもとめることはなかったでしょう。身につけるものは、できる限り露出しないものを選ぶことが多かったのではないでしょうか。
すね毛を処理しただけと思うかもしれませんが、きっかけ一つでオシャレを楽しめるようになる可能性があります。
すね毛を薄くするデメリット
すね毛を薄くすることは、メリットばかりではありません。処理してから「やっぱりそのままにしておけばよかった」とならないためにも、すね毛を薄くするデメリットも頭に入れておきましょう。
適切な方法を選ばないと濃さにムラが出る可能性がある
適切な方法を選ばないと、濃さにムラが出る可能性があります。たとえば、除毛や脱毛の方法を誤ると、肌に大きな負担がかかってしまいます。
除毛や脱毛の方法によっては肌に大きな負担をかけ、肌トラブルの原因となることもあります。それぞれのケア方法について正しく理解し、すね毛の処理をする際の参考にしてください。
処理後にチクチクして気になる場合がある
すね毛を処理した直後は爽快感ともにツルツルになった解放感を味わえるかもしれませんが、数日経つと生えかけの体毛が衣類とあたってチクチクすることがあります。
この不快感は味わってみないとわからないかもしれませんが、思った以上に気になることが多いため自分に合った処理方法を選びましょう。
評判がよくなるとは限らない
すね毛を薄くすれば、周りからの評判がよくなるとは限りません。
もともとすね毛が薄い人であれば女性から自然と好意的に思えるものの、自分でわざわざすね毛処理している男性は必ずしも好印象になるとは限らない傾向にあります。
周りからの印象は、あくまで相対的なものです。すね毛を薄くしたらあなたのすね毛が濃いことに関する悩みが解消されるとは限らないでしょう。中には否定的な方もいるかもしれませんが、最終的には自分の気持ちが大切です。
すね毛を薄くする方法
すね毛を薄くするためには、どのような方法があるのでしょうか。おもな処理方法は、以下の6つです。
- カミソリ
- ボディトリマー
- 除毛クリーム
- 脱色クリーム
- 脱毛
- 抑毛ローション
それぞれの方法について、メリットとデメリットも添えながら詳しく解説します。
カミソリ
体毛の処理方法で真っ先に連想されるのが、カミソリでの処理ではないでしょうか。自己処理の代表的な方法も一つです。
メリット | デメリット |
---|---|
・比較的安価で手に入る ・手軽に処理できる |
・丁寧に処理しないと、肌を傷つける可能性がある ・体毛の長さを調節できない |
カミソリを使って処理する場合は、シェービングクリーム(ジェル)も一緒に使って肌を傷つけないようにしましょう。また、肌を傷つけずに安全に使える「すきカミソリ」の使用もご検討ください。
ボディトリマー
ボディトリマーとは、体毛を綺麗に整える電気シェーバーです。剃るだけではなく、薄くしたい場合にも使えます。
メリット | デメリット |
---|---|
・処理後の毛の長さを調節できる ・刃の先端が鋭利ではないものがあり、肌にやさしい |
・丁寧に処理しないと、肌を傷つける可能性がある ・本体はマメなお手入れが必要となる |
ボディトリマー本体に角質や皮脂がついていると、雑菌のエサになってしまいます。使用した都度しっかりとお手入れする必要があります。
除毛クリーム
除毛クリームとは、体毛をクリームで溶かして取り除く自己処理方法です。体毛の主成分のたんぱく質を分解する働きがあり、塗ってしばらく放置した後に洗い流すことで、すね毛を処理できます。
メリット | デメリット |
---|---|
・カミソリと比べると、肌への刺激が弱い ・一度に広い範囲のムダ毛をケアできる |
・毛穴の中までは溶かせない ・持続性がないため、キレイな状態を保つには何度か使用しないといけない ・クリームを直接肌に塗るため、肌が弱い方はパッチテストを行ってから使用したほうがよい |
除毛クリームを使った場合の注意点は、肌に刺激を与えるため処理後に化粧水などを使って保湿をきちんと行うことです。特に、肌が弱い方(乾燥肌や敏感肌の方)はしっかりとケアしましょう。
脱色クリーム
脱色クリームは、体毛のメラニン色素を分解して目立たなくする脱色剤です。
メリット | デメリット |
---|---|
毛色が自然なゴールドやブラウンに変化するため、露出が多い夏場に重宝する |
・持続性がないため、キレイな状態を保つには何度か使用しないといけない ・クリームを直接肌に塗るため、肌が弱い方はパッチテストを行ってから使用したほうがよい ・物理的に取り除くものではないため、時間の経過とともに毛が伸びると色の違いが目立つようになる |
脱色クリームも脱毛クリームと同様で肌に刺激を与えるため、処理後に化粧水などを使って保湿をきちんと行いましょう。
脱毛
脱毛とは、体毛を剃ったり染めたりするのではなく、抜いてしまう処理方法です。「美容脱毛」と「医療脱毛」の2種類に分けられて、以下の表は違いをまとめたものです。
項目 | 美容脱毛 | 医療脱毛 |
---|---|---|
脱毛方法 | 光 | レーザー |
目的 | 減毛や抑毛 | 半永久脱毛 |
回数 | 多め(10〜20回) | 少なめ(5〜10回) |
費用 | 約10〜20万 | 約20〜30万 |
痛み | 痛みを感じにくい | 痛みを感じやすい |
担当者 | サロンスタッフ | 医師、看護師 |
脱毛を検討している人は、両者の違いを把握した上で行うようにしましょう。脱毛のメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
・プロが行うため、自己処理する手間が省ける ・肌トラブルが起きにくい |
・高額の費用がかかる ・痛みを伴いやすい ・脱毛が完了するまで時間がかかる |
脱毛で処理する場合は自己処理する場合と比較して、費用とまとまった時間がかかります。 また、痛みを伴うこともあるため根気よく通い続けられる方に向いています。
抑毛ローション
抑毛ローションとは、毛の成長を抑える効果があるといわれるローションです。おもな成分として、大豆エキス(イソフラボン)やパイナップルに含まれる酵素などが使われていて、肌にもやさしいのが特徴です。
メリット | デメリット |
---|---|
・塗るだけでよく、手軽で簡単に使用できる ・痛みがない ・肌にやさしい |
・即効性にかける ・剃るわけでもなく脱毛するわけでもないため、継続して使う必要がある ・濃く、太い毛には効果が薄い |
抑毛ローションは、効果を得るために使い続ける必要があります。メンズ用の抑毛ローションは抑毛成分が豊富に含まれている傾向があり、若干割高になっています。無理せず継続できる商品を選ぶようにしましょう。
すね毛処理に関するよくある質問
最後に、すね毛処理に関するよくある質問についてまとめます。処理したい気持ちはあっても、失敗したらどうしようと不安になる方も多いでしょう。多くの方が気になる内容となっているため、ぜひ参考にしてください。
すね毛の脱毛は痛いの?
痛みの程度は、個人差によります。
ただし、すね毛の量が多いとレーザーや光が黒い色素に反応することや、ひざは皮膚が薄く骨ばっていることから、骨に響くような痛みを感じることがあるといわれています。特に、医療脱毛は美容脱毛と比べても出力が強いことから 、多くの方が痛みを感じやすいといえるでしょう。
少しでも痛みを軽減させたい方や、どうしても痛いのが嫌で脱毛することを躊躇している方は、脱毛スタッフに相談の上で 、以下のような手段を試してみましょう。
- 麻酔クリームや笑気麻酔を処方してもらう
- 照射パワーを調整してもらう
- 保湿ケアを入念に行い、肌を乾燥させない
すね毛だけ処理するのは変?
すね毛だけ処理するのは、決して変なことではありません。
「どうしてもすね毛が濃いのが嫌で、ずっと処理したいと思っていた」「コンプレックスをなんとかして払拭したかった」というような思いから、すね毛だけでも処理したい方もいるでしょう。
とはいっても、客観的に考えると他の部位の体毛が濃くてすね毛だけ薄くなっていると、違う意味ですね毛だけ目立ってしまう可能性があります。その場合は、剃ったり脱毛したりするのではなく、脱色クリームを使用して毛を目立ちにくくすることも検討するとよいでしょう。
すね毛は、どのくらいの頻度で処理すればよい?
カミソリやボディトリマーで自己処理した場合、そのまま放置しておくと伸びてきてチクチクしてしまいます。
毎日処理すると肌への刺激が強くなりすぎるため、1〜2週間に1度のペースでの処理をおすすめします。処理後は肌のケアを欠かさず行いましょう。
すね毛処理後はどのような肌ケアがおすすめ?
すね毛処理後の肌ケアは、以下のようなことを意識して行うとよいでしょう。
- 保湿ローションやクリームで保湿する:抑毛ローションもおすすめ
- 肌を冷やす:痛みやかゆみが残っている場合におすすめ
- 化学繊維の生地の服は着ない:化学繊維は肌の水分を奪ってしまう可能性が高い
- 紫外線に注意する:紫外線によって肌のバリア機能が失われる可能性がある
- 水分を積極的に摂る:体内の水分が足りなくならないようにする
すね毛をカミソリで処理すると濃くなる?
すね毛をカミソリで処理しても、毛は濃くならないのでご安心ください。
ただし、誤った方法で処理すると、毛が太くなったように見えなくもありません。毛は先端が細く丸くなっていますが、カミソリで剃ると断面が太くなった状態で生えてきます。そのため、太くなったように見えてしまうのでしょう。
カミソリですね毛を自己処理するときは、以下のような点に注意しましょう。
- 切れ味の悪いカミソリは使わない
- シェービングクリーム(ジェル)を一緒に使用する
- すね毛を処理した後のアフターケアは欠かさない
時間がない方や手軽にケアしたい方におすすめの除毛クリーム
「セルフケアは面倒…」「サロンに通う時間がない」という方にぴったりなのが、手軽に使える除毛クリームです。
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すね毛が濃い悩みを解消して、清潔感ある男性を目指そう!
本記事では、すね毛が濃くなる原因とすね毛を薄くする方法を詳しく解説しました。
すね毛が濃くなるおもな原因は、以下の3つです。
- ホルモンバランスの影響
- 遺伝
- 身体の本能的機能
先天的な原因は対策のしようがありませんが、生活習慣の改善などで改善の余地があります。
また本記事では、すね毛を薄くする方法として6つ紹介しました。
- カミソリ
- ボディトリマー
- 除毛クリーム
- 脱色クリーム
- 脱毛
- 抑毛ローション
どの方法も使用上のメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選びましょう。。また、基本的にはどの方法も継続が前提になるので、続けられるかどうかが大切な判断基準です。
すね毛を薄くすることで、必ずしも周りからの評判が上がるとは限りません。ただし、すね毛が濃くて悩んでいる方からすれば、どうにかしてすね毛が濃い悩みを解消できないかと思っていることが多いでしょう。
本記事を参考にすね毛が濃い悩みを解消して、清潔感ある男性を目指していきましょう。