体の中からきれいになりたい人に人気のプラセンタサプリですが、そもそもプラセンタってどんな成分なの?どのくらい飲めばいいの?などサプリ選びで迷っている人も多いと思います。
そこで、おすすめのプラセンタサプリをランキング形式でご紹介するとともに、プラセンタとはどのような特徴があるのか、プラセンタサプリの選び方などもあわせてお話しします。
これからプラセンタサプリを試してみたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
プラセンタとは?
プラセンタとは哺乳類の胎盤のことをいい、胎盤から抽出される成分をプラセンタエキスといいます(以後、表記を「プラセンタ」で統一します)。
動物が出産直後に自分の胎盤を食べるのは、生きるために必要な栄養がぎゅっと凝縮されていることを知っているからでしょう。
胎盤は、へその緒で母体と胎児をつなげ栄養や酸素を送る役割を果たしています。
プラセンタに含まれる成分
プラセンタには実にたくさんの成分が含まれています。
- 20種類のアミノ酸
- アルブミンなどのタンパク質
- 細胞膜を作るための脂質
- 体のエネルギー源となる糖質
- 代謝をサポートするビタミン類
- 各種ミネラル
- 新陳代謝をサポートする核酸
- 100種近くの酵素
これだけの栄養素を含んだものを化学的に作ろうとしても難しいでしょう。もちろんこれ以外にもたくさんの成分を含んでいますので、胎児の命を支えることができるんですね。
注目すべき成長因子
プラセンタには特定の細胞の成長を促進させるタンパク質が含まれており、それを成長因子(グロスファクター)といいます。
私たちが成長するためには成長ホルモンが必要ですが、子供の頃にはたくさん分泌されていたものが20代になると激減します。
肌の衰えなどの老化現象も成長ホルモンの減少と関わりがあるので、少しでも活性化させるために影でサポートしてくれるのがこの成長因子です。
- EGF(上皮細胞増殖因子)
- FGF(線維芽細胞成長因子)
- IGF(インシュリン様成長因子)
- TGF(トランスフォーミング増殖因子)
などの種類があり、細胞の増殖をサポートしたり、コラーゲンやエラスチンの構造を強化したりします。
プラセンタの種類
プラセンタにはいくつか種類があります。最もサプリメントに利用されているのは豚プラセンタです。
豚プラセンタは比較的手に入りやすく、価格も手ごろなため、サプリメントに多く利用されています。
馬プラセンタのサプリメントもありますが、その希少性から高価な傾向にあります。
豚プラセンタ
豚の出産は年に2回あるうえに、1回の出産で10頭前後の子供を産むので、プラセンタを大量に採取することが可能です。
安価で安定的に手に入ることから、化粧品などによく使われています。
馬プラセンタ
サラブレッドの胎盤を利用する馬プラセンタは、豚プラセンタの300倍といわれるアミノ酸を含んでいるのですが、出産頭数が少ないため非常に希少価値の高いものです。
羊プラセンタ
欧米ではポピュラーなプラセンタですが、狂牛病以降、日本ではあまり流通していません。国産の羊プラセンタはありませんので、市販の羊プラセンタは輸入品です。
購入する際は狂牛病が発生していないオーストラリア等安全な国からの輸入品であることを確認しましょう。
ヒトプラセンタ
ヒト由来のプラセンタは、メルスモンとラエンネックという2種類があり、非常に安全性は高いのですが、医療機関でしか取り扱いができないものです。美容目的で利用されるほか、更年期障害や肝機能障害の治療にも使われています。
なお、ヒト由来のプラセンタを注射した場合、献血ができなくなるという点に注意が必要です。
海洋性プラセンタ
魚には胎盤がないため、正確には胎盤ではないのですが、魚の卵の「卵巣膜」を利用したものを海洋性プラセンタと呼んでいます。
植物性プラセンタ
植物にも胎盤はありませんので、正確には植物の胎座を利用したものを植物性プラセンタと呼んでいます。
プラセンタの1日当たりの摂取目安量
公益財団法人「日本健康・栄養食品協会」によりますと、1日に必要なプラセンタの摂取目安量は100mg以上とされています。
ただしこれはあくまでも目安です。プラセンタサプリは薬ではなく健康補助食品ですので、これだけ摂らなくてはいけないというものではありません。
プラセンタサプリの選び方
プラセンタはサプリメントという形で摂取するのが一般的です。
プラセンタの含有量で選ぶ
プラセンタの量がどのくらい含まれているのか、1日当たりに摂取できるプラセンタの量を確認しましょう。
1日の摂取目安量である100mgを超えるものが理想です。
ただ、サプリメントの場合、栄養素がどのくらい含まれているのか、表記をする義務はありません。ですから、原料換算でどのくらい含まれているかしっかり表記しているメーカーの製品が品質の証ともなるでしょう。
プラセンタ以外の成分もチェックする
美容や健康をサポートするために、自分のライフスタイルや食生活を考え、足りないと思う栄養素が含まれているものを選ぶというのも一つの方法です。
お肌の調子が気になる人は、
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- セラミド
などの美容成分にも着目してみてください。
飲みやすい形状、味であること
毎日続けるには、自分が飲みやすいと思える形状や味であることが大切です。
大きなカプセルを飲み込むのが苦手という人は小さな粒状のものやゼリータイプがおすすめです。
プラセンタの種類で選ぶ
プラセンタサプリで多く使われているのは豚プラセンタですが、より多くのアミノ酸を摂取したい人は馬プラセンタが良いでしょう。
続けやすい価格であること
プラセンタは吸収に時間がかかりますし、毎日続けることが重要です。
そのためには、自分が続けられる価格であるということもサプリメント選びでは考慮して欲しい点です。
プラセンタサプリおすすめ5選
それでは、プラセンタサプリのおすすめを厳選してご紹介します。
市販品やドラッグストア、通販で購入できる商品の中から、続けやすく、なおかつプラセンタの含有量が多いものをセレクトしました。
商品名 | Amazon | 楽天市場 | ヤフーショッピング |
---|---|---|---|
たっぷり贅沢プラセンタ | 1,480円 | 1,480円 | 1,480円 |
1ヵ月たっぷりうるおうプラセンタCゼリー | 1,591円 | 1,695円(送料別) | 1,620円(送料別) |
エクスプラセンタ 粒タイプ 250mg | 1,273円 | 1,922円(送料別) | 1,922円(送料別) |
母の滴 プラセンタEX | 4,968円 | 4,860円 | 4,860円 |
エクセレントメディカル『MDポーサイン100』 | 16,200円 | 16,200円 | 16,200円 |
1.たっぷり贅沢プラセンタ
- 価格:1,480円
- プラセンタ配合量:13,400mg(2粒あたり)
- 容量:60粒(30日分)
飲みやすいソフトカプセルで、プラセンタ特有の匂いも気にならず、毎日続けやすいのも魅力。
安心の国内工場製造でこれだけの成分を含んでいるのに、お財布に優しいのもありがたいところです。
2.1ヵ月たっぷりうるおうプラセンタCゼリー
- 価格:1,591円〜1,695円(送料別)
- プラセンタ配合量:4200mg(1本あたり)
- 容量:31本
マンゴー果汁20%でとてもフルーティ。美味しさを重視する人におすすめです。
3.エクスプラセンタ 粒タイプ 250mg
- 価格:1,273円〜1,922円(送料別)
- プラセンタ配合量:4,000mg(4粒あたり)
- 容量:120粒(30日分)
コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸などの美容成分も含まれ、手軽に美しさの素を摂取できます。
4.母の滴 プラセンタEX
- 価格:4,860円~4,968円
- プラセンタ配合量:400mg(2粒)
- 容量:60粒(30日分)
雄大な自然の中で飼育された馬の胎盤を使用しているので、他の商品よりやや価格が高めですが、他のプラセンタでは効果が実感できなかったという人はぜひ試してみてください。
5.エクセレントメディカル「MDポーサイン100」
- 価格:16,200円
- プラセンタ配合量:350mg(1粒あたり)
- 容量:100粒(1ヶ月分)
カプセルタイプでシートになっていますから持ち歩きにも便利です。
プラセンタサプリは毎日続けることがカギ!手頃な価格で含有量の多いものを選ぼう
プラセンタサプリは種類がたくさんあって選べないと迷っている人は、
- 価格
- プラセンタの含有量
- 飲みやすさ
をポイントにして選んでみてください。
プラセンタサプリは毎日続けていくことで効果を実感しやすくなりますので、続けられる価格、味、飲みやすさであることが重要です。
今回ご紹介したプラセンタサプリは、錠剤やカプセル、ゼリータイプなどがありますので、ぜひいろいろ試して自分に合うものを見つけてください!