「お尻のざらざら、どうやったら治るの?」「すべすべのお尻になりたい!」
お尻のざらざらに悩む人は意外と多いようです。

ただデリケートな部分の悩みだけに、人にはなかなか相談できず悩んでしまいますよね。

そこで今回は、お尻のざらざらの原因や解消するケア方法について徹底解説します。
すべすべなお尻になれるおすすめアイテムも紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!

お尻がざらざらになる5つの原因

お尻がざらざらになる原因は、乾燥や摩擦などの刺激から肌を守るために皮膚が硬くなるためです。

お尻がざらざらになる主な原因は5つあります。

  • 下着のこすれや締め付け
  • 肌の乾燥
  • 座っている間の圧迫
  • ムレやすい環境
  • ターンオーバーの乱れ

1つずつ、くわしく解説します。

下着のこすれや締め付け

お尻がざらざらになる原因の1つ目は、下着のこすれや締め付けです。

合わない下着を着用していると日常的に摩擦が起きるため、皮膚が刺激に耐えるために厚くなります。

皮膚が厚くなることで肌ざわりが硬くなり、徐々にざらざらになっていきます。
摩擦を避けるためにも、サイズの合った下着を着用することが大切です。

肌の乾燥

お尻は意外に乾燥しやすい部分。

乾燥をそのままにしておくことが、ざらざらになる原因の1つです。

1つ目の原因でも説明した通り、下着の摩擦などで肌表面がこすられると、カサつきや炎症を起こしやすくなります。
さらに乾燥が進むと、かゆみが出ることも。

お尻の皮膚を引っ掻いたりすると、ますますざらざらが悪化する原因になります。
お尻も顔のように、日常的に保湿ケアすることが重要です。

座っている間の圧迫

座っている時にお尻が圧迫されるのも、ざらざらを引き起こす原因です。

デスクワークなどでイスに座る時間が長いと、お尻が圧迫され続け血行が滞りやすくなります。

血流の悪化が続くと、お尻の皮膚にも栄養が行き届きにくい状態に。
さらにターンオーバーが乱れるため、不要な角質がたまり頑固なざらざらにつながります。

ムレやすい環境

お尻のざらざらの原因の1つに、ムレやすい環境があります。
お尻は着衣が重なる部分のため、非常にムレやすい部分です。

肌がムレている状態が続くことで刺激に弱くなり、肌荒れ・ニキビ・お尻のざらざらなどのトラブルが起きやすくなります。
特にイスに座っている時間が長い人は、通気の悪い状態が続くため注意が必要です。

通気性のよい下着を選ぶ、こまめに立ち上がり湿気を逃がすなど工夫しましょう。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れも、お尻がざらざらになる原因の1つです。

ターンオーバーが乱れることで古い角質が剥がれ落ちずに蓄積し、表皮を硬くします。

もともとお尻は新陳代謝が活発ではないため、古い角質がたまりやすい部分。
座りっぱなしや睡眠不足で血流が悪くなることで、さらにターンオーバーが乱れがちになります。

ケアも予防もしないままでいると、お尻のざらざらが進んでいきます。
外側と内側のケアでターンオーバーを促進することが大切です。

お尻のざらざらを予防する方法

お尻がざらざらになる原因が分かったところで、ざらざらを予防する方法をチェックしましょう。
お尻のざらざらを予防する方法は4つあります。

  • お尻の負担となる圧迫を減らす
  • 身体に合う下着を着用する
  • お尻の清潔をキープする
  • 食事や睡眠など生活を整える

1つずつくわしく解説します。

お尻の負担となる圧迫を減らす

座っている時間が長いと、その分お尻が圧迫され皮膚の負担が増えます。
デスクワークなどで長時間座り続ける必要がある人は、クッションなど柔らかいものを利用するのがおすすめです。

硬めのイスに座っている人は、ぜひ試してみてください。
お尻への圧迫感や負担が、かなり軽減されますよ。
可能であればこまめに立ち上がり、軽く下半身のストレッチをすると血流も良くなり一石二鳥です。

身体に合う下着を着用する

合わない下着は摩擦が起きやすく、お尻のざらざらを引き起こす原因になります。
サイズが小さすぎる下着や、締め付けの強い下着は避けるようにしましょう。

伸び縮みするストレッチの効いた下着をつけると、肌への負担が少なくなります。
また、敏感肌でざらつきが出やすい場合は、化学繊維ではなくコットン素材の下着もおすすめです。

血行が滞りやすくなるので、ホールド力の高すぎるガードルなどの着用にも注意しましょう。
外出先から帰って自宅でくつろぐ時は洋服だけでなく、下着もリラックスできるものに着替えるようにしてみてください。

お尻の清潔をキープする

お尻のざらざらを予防するためには、清潔をキープすることが大切です。
清潔な状態をキープすることで、肌荒れや炎症によるざらざらを起きにくくします。

お尻は乾燥しやすく刺激に弱い部分なので、デリケートゾーン用のソープなどの低刺激のものを利用し、良く泡立ててそっと洗うようにしてください。
スクラブやピーリングを使うときも力を入れすぎず、優しくケアするようにしましょう。

食事や睡眠など生活を整える

お尻のざらざらを予防するには、内側からのケアも大切なポイントです。
睡眠をしっかり取り、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

睡眠不足が続くと、自律神経が乱れがちになります。
自律神経の乱れは肌のターンオーバーの乱れにつながり、肌荒れやお尻のざらつきが起きやすい状態に!

なかなか睡眠時間を確保できない時は昼寝なども利用し、1日6~7時間ほど寝るようにしましょう。

また食事面では、美肌作りをサポートするビタミンB群・C・Eや、タンパク質などを積極的に摂るのがおすすめです。
自炊が難しい時は、サプリやドリンクを活用してみてください。

お尻のざらざらをケアする方法

お尻のざらざらを防ぐ方法がわかったところで、次は実際にお尻のざらざらをケアする方法を解説します。

自宅で簡単にできるものから皮膚科での治療まで、5つの方法をピックアップしました。

  • 角質ケアで古い角質をオフする
  • 保湿ケアでうるおいを保つ
  • スペシャルケアでツルツルを目指す
  • エステのヒップメニューなどを利用する
  • 改善しない場合は皮膚科で治療を検討する

1つずつ、掘り下げて紹介します。

角質ケアで古い角質をオフする

お尻のざらざらケアで大切なのは、蓄積された古い角質を取り除くことです。

不要な角質が溜まっているとお尻の皮膚が硬くなり、ざらざらが悪化しやすくなります。

細かい粒子の入ったボディスクラブや、ピーリングを使って、定期的に古い角質をオフするようにしましょう。
新しい皮膚の生まれ変わりをサポートするために、マッサージで血行を良くするのもおすすめです。

今まで何もお手入れをしていない人は、1度の使用でもお尻がなめらかになるのを感じられますよ!

ただし、ざらざらを早く治したいからと言って、あかすりや硬いタオルでゴシゴシとこするのはNGです。
硬いタオルでこする行為は刺激が強すぎるため、お尻のざらざらを悪化させる恐れがあります。
タオルでお手入れする場合は、お尻専用のピーリングタオルなど肌への負担が少ないものを利用しましょう。

保湿ケアでうるおいを保つ

お尻のざらざらケアには、保湿も効果的です。
うるおいを保つことでお尻をなめらかにし、ざらざらの悪化を防ぎます。

保湿ケアのタイミングは、肌がうるおって柔らかくなっている入浴後がベストです。

なかなか手入れが行き届かない部分なので、保湿スプレーやボディクリームなどを使い、たっぷり保湿しましょう。

ざらざらがひどい場合は、入浴後だけではなく朝もケアするようにしてみてください。
最近は、お尻専用の保湿クリームやシートマスクも出ているので、そういった商品を利用するのもおすすめです。

スペシャルケアでツルツルを目指す

角質ケアや保湿を行うことでお尻のコンディションが良くなりますが、さらにツルツルの肌を目指すなら、スペシャルケアを取り入れるのがおすすめです。

美容成分をたっぷり補給できるシートマスクやお尻専用のパックなど、さまざまなアイテムがあります。
週に1~2回、定期的にスペシャルケアを取り入れることで、なめらかな肌をキープしやすくなりますよ。

エステのヒップメニューなどを利用する

セルフケアではなかなか効果を感じられない場合、エステを利用するのも1つの方法です。

どのエステでも、お尻のざらざらや黒ずみをケアするヒップメニューが揃っています。

プロの手でしか行えない、専門の施術を受けられる点がエステに通うメリットです。
ガンコなお尻のざらざらでも改善が期待できます。
短期間でツルツルのお尻にしたい方は、エステの利用を検討してみましょう。

改善しない場合は皮膚科で治療を検討する

正しいケアをしてもお尻のざらざらが軽減しない場合は、皮膚の病気が関係している可能性があります。

適切な治療が必要になるため、気になる方は皮膚科に相談してみてください。

もし接触性皮膚炎などの病気の場合は、保険適用で治療ができます。
病気が関係していない場合は、ピーリングなど保険適用外の美容医療扱いのケアになるため、費用が高くなるので注意しましょう。

お尻をケアするアイテムの選び方

いざお尻のざらざらをケアしようと思っても、さまざまなアイテムが出ているため、どれを選べばよいか迷う方が多いようです。

ここでは、お尻をケアするアイテムの選び方を紹介します。

ポイントは4つ。

  • 配合されている美容成分をチェックする
  • 無添加など品質にもこだわる
  • 好みの香りやテクスチャーを選ぶ
  • 黒ずみも気になるなら美白成分入りでケアする

1つずつ、くわしく紹介します。

配合されている美容成分をチェックする

お尻をケアするアイテムを選ぶときは、配合されている美容成分に注目してみてください。
角質を柔らかくする成分や、保湿力の高い成分が入っているアイテムがおすすめです。

おすすめの成分と期待できる効果について下の表にまとめているので、アイテム選びの参考にしてみてください。

おすすめの美容成分 期待できる効果
ヒアルロン酸 ・うるおいを与え乾燥から肌を守る
・キメの整った肌を維持する
スクワラン ・肌表面にフタをして水分の蒸発を防ぐ
・肌をなめらかに整える
セラミド ・バリア機能をサポートする
・乾燥や肌荒れ予防する
グリチルリチン酸 ・抗炎症作用がある
・肌荒れを防止する

無添加など品質にこだわる

お尻の皮膚は、乾燥しやすくデリケートな部分です。
特にもともと肌が敏感な人は、お尻のケアアイテムも低刺激のものがおすすめ。

無添加のアイテムや、弱酸性のアイテムを選ぶようにしましょう。
初めての商品は、腕の内側などやわらかい部分でパッチテストをしてから利用すると安心です。

好みの香りやテクスチャーを選ぶ

お尻のざらざらをケアするには、毎日お手入れを休まずに継続することが大切です。

そのためにも、使うのが楽しみになるような好みの香りや、心地よいテクスチャーのアイテムを選びましょう。

自分にとって使いやすいアイテムであれば、お手入れが面倒にならず習慣化しやすくなります。

黒ずみも気になるなら美白成分入りでケアする

お尻のざらざらだけではなく黒ずみや色素沈着も気になる場合は、美白ケアも同時にできるアイテムを選びましょう。

アスコルビル酸やトラネキサム酸など、厚生労働省が許可している美白有効成分入りの医薬部外品がおすすめです。
気になるお尻の黒ずみ解消をサポートしてくれます。

お尻のざらざらのケアにおすすめのアイテム5選

ここではお尻のざらざらケアにおすすめのアイテムを、厳選して5品紹介します。
どれも人気の高いアイテムばかりです!
販売サイト別の価格比較表も合わせて、ぜひチェックしてみてください。

商品名 Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング
ILUS ピーリングジェルミルク 1,480円 1,780円 1,760円
ハウスオブローゼ Oh! BabyボディスムーザーN 2,200円 2,200円 2,200円
コジット つるんっと桃尻ヒップケアタオル 781円 950円 1,410円
ピーチジョン ヒップシートマスク 660円 871円 871円
薬用おしりクリーム おしリップ 1,300円 1,320円 1,474円

ILUS ピーリングジェルミルク

  • 価格:1,480円~1,780円
  • 容量:200ml

お尻のざらざらをケアできる、ミルクタイプのピーリングジェルです。
成分が固まってできるスクラップ剤が大粒なので、不要な角質をしっかりキャッチ。力を入れずに優しくオフできるため、肌への負担がありません。
アルガン幹細胞エキス・ヒアルロン酸・植物性スクワランなどの美容成分をたっぷり配合。使うたびに肌が整い、しっとりなめらかなお尻に仕上がります。
濡れた手でも使えるので、入浴中でもケアしやすい点も魅力です。洗いあがりのつっぱり感がないため、お尻だけでなく顔や全身にも使えます。

ハウスオブローゼ Oh! BabyボディスムーザーN

  • 価格:2,200円
  • 容量:570g

やさしい使い心地のボディスクラブが、お尻の不要な角質を落とします。温泉水にも含まれる3種のスクラブ配合。
37℃前後の体温で柔らかくなるため、肌にやさしい使い心地です。気になる部分を軽くマッサージして洗い流すだけで、お尻のざらざらをケア。
由布院温泉の天然温泉水とシルクパウダー配合で、角質をやわらかくし、ツルツルしっとりなお尻を実現します。
無香料なので、香料に敏感な方でも安心して使える点も特徴です。

コジット つるんっと桃尻ヒップケアタオル

  • 価格:781円~1,410円
  • 容量:1枚

お尻のざらざらケアにぴったりのボディタオルです。
ボディタオルの上に、特殊樹脂がプリントされています。消しゴムのような特殊樹脂加工で、汚れや老廃物を除去をサポート。お尻のざらざら部分を優しく洗えば、ツルツルな肌触りに導いてくれます。
タオル素材はコットンとナイロンのため、ボディソープの泡立ちがよくスッキリ洗える点も魅力です。
お風呂で身体を洗うたびにケアできるので、面倒なことが苦手な方でも続けられますよ。

ピーチジョン ヒップシートマスク

  • 価格:660円~871円
  • 容量:2枚入り

寝る前にお尻に貼るだけで、朝まで集中的にケアするレスキューパックです。
肌荒れを防ぐグリチルリチン酸配合で、お尻のざらざらをケア。さらに、カラスムギ粒エキスがお尻のハリツヤをサポートします。
体温に反応するハイドロゲルが、濃密に保湿。翌朝まで美容成分を届けるスペシャルケアで、触れたくなるようなお尻に整えます。
ゲル・不繊布の2枚構造と、丸角の作りで衣類に引っかかりにくく、付けたまま寝ても不快感がないのもポイントです。

薬用おしりクリーム おしリップ

  • 価格:1,300円~1,474円
  • 容量:60g

お尻のざらざら・ぶつぶつ・黒ずみをケアする医薬部外品のクリームです。
グリチルリチン酸ジカリウムが肌荒れを予防し、気になるざらざらをケア。さらにトラネキサム酸がメラニンを抑制し、肌荒れや炎症を抑えます。
13種類の美容保湿成分配合で、たっぷりうるおい保湿。毎日塗るだけの簡単ケアで、つるんとした触りたくなる美尻に導きます。

毎日のケアでざらざら卒業!すべすべのお尻になろう

今回はお尻のざらざらの原因・予防策・ケア方法と、おすすめアイテムについて紹介しました。
お尻のざらざらを予防するためには、座りっぱなしや合わない下着の着用を避け、おしりへの圧迫や摩擦を減らすことが大切です。

さらに、ピーリングでの角質ケアや専用のクリームを使った保湿で、積極的にお尻のざらざらをケアしましょう。
すぐに効果を実感したい方は、エステを利用するのもおすすめです。
コツコツと毎日のケアを継続して、すべすべのお尻を手に入れましょう!