メンズスキンケアの重要性が高まる中、多くの男性が「何から始めればいいのか」と悩んでいます。
実は、男性の肌質は女性とは特徴が異なるため、正しい順番や方法を知らないままスキンケアを始めてしまうと、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
この記事では、メンズスキンケアの基本となる正しい順番とやり方、そしてよくある間違いについて解説します。スキンケアの基本をマスターし、健康的な肌を手に入れましょう。
なぜメンズスキンケアが必要なのか?3つの理由
男性の肌は女性と比べて皮脂分泌量が多く、毛穴の開きやニキビができやすい傾向にあるといわれており、男性特有の肌質と生活習慣に応じた適切なケアが必要となってきます。
メンズスキンケアを行うべき理由は、主に次の3つに集約されます。
- 皮脂分泌量が多いが、水分量が少ない複雑な肌質
- ひげ剃りによる肌へのダメージ
- 紫外線ダメージの蓄積
①皮脂分泌量が多いが、水分量が少ない複雑な肌質
男性の肌は、女性に比べて皮脂分泌量が多い一方で、水分量が少ないという複雑な特徴を持っています。
この複雑な状況下で、乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌されるため、表面は脂っぽく見えても、内部では乾燥が進行している「インナードライ」と呼ばれる状態になりやすいのです。
このような複雑な肌質に対応するためには、適切な洗顔で過剰な皮脂を取り除きつつ、十分な保湿を行い、油分と水分のバランスを整えることが大切です。
②ひげ剃りによる肌へのダメージ
多くの男性が日常的に行うひげ剃りは、肌に物理的な刺激を与えます。
ひげ剃りの刃が肌表面を擦ることで肌のバリア機能を低下させ、水分保持力を弱めてしまうのです。
その結果、外部刺激や細菌の侵入に対して脆弱になってしまい、さらなる乾燥や炎症、肌トラブルを引き起こす可能性が高まります。
さらに、ひげ剃りは肌表面の角質層を削ぎ落としてしまう可能性もあり、さらなる肌の乾燥や敏感化を招きやすくなります。
ひげ剃り後に肌が赤みを帯びたり、ヒリヒリとした刺激を感じたりすることがありますが、これは肌が傷ついている証拠です。
適切なアフターケアを行わないと、毛穴の詰まりや炎症を引き起こしてしまいます。
③紫外線ダメージの蓄積
男性は屋外での活動や運動が多い傾向にあり、無防備に紫外線を浴びる機会が女性よりも多くなりがちです。
ビジネスシーンでも日焼け止めを塗ることが一般的ではないため、通勤時や外回り時にも紫外線にさらされやすい状況にあります。
この蓄積された紫外線ダメージは、シミやしわ、たるみといった肌の老化現象を引き起こす要因となるのです。
これらの老化現象は、即座に目に見える形で現れるわけではありませんが、10年、20年という長期間にわたって蓄積され、ある日突然シミやシワとなって現れます。
そのため、若いうちから適切な紫外線対策を行うことが、将来的な肌トラブルを予防する上で非常に重要なのです。
自分はどれ?知っておきたい4つの肌質
男性の肌は女性と比べて皮脂分泌量が多く、水分量が少ない肌質だと説明しましたが、もちろん実際の肌質には個人差があります。
皮脂分泌量が多い人もいれば、少ない人もいますし、肌が丈夫な人もいれば敏感な人もいます。
そのため、適切なメンズスキンケアを行う上では、まず自分の肌質を正しく理解することが重要です。
男性の肌は大きく、次の4つの肌質に分類することができます。
- ①脂性肌
- ②混合肌
- ③乾燥肌
- ④敏感肌
①脂性肌
脂性肌は、皮脂の分泌量が多い肌質を指します。脂性肌の主な特徴として、次のようなものがあります。
- 肌表面がべたつき、テカリやすい
- 毛穴が目立ちやすく、開きやすい
- ニキビや吹き出物ができやすい
- 肌のキメが粗い
脂性肌のケアでは、過剰な皮脂分泌による肌荒れやニキビが生じやすいため、適切な洗顔で余分な皮脂を取り除いてあげることが重要です。
ただし、脂性肌だからといって過度な洗浄を行ってしまうと、肌の水分・油分のバランスが乱れてしまい、逆効果になる可能性があります。
保湿力の強すぎない、さっぱりとしたタイプの化粧水や乳液で保湿してあげるのがおすすめです。
②混合肌
混合肌は、顔の部位によって皮脂と水分のバランスが異なる肌質を指します。
主な特徴として、次のようなものが挙げられます。
- Tゾーン(額、鼻、あご)は脂っぽく、毛穴が目立ちやすい
- 頬やUゾーンは乾燥しがちで、つっぱり感がある
脂性肌と乾燥肌の両方の性質を併せ持っているため、他の肌質よりもケアが難しい傾向にありますが、皮脂と水分のバランスを整えることが重要になります。
洗顔には刺激の少ないマイルドな製品を選び、必要以上に皮脂を取り除かないことが大切です。
また、保湿の際には、乾燥しやすい部分とそうでない部分で、製品を使い分けてみるのもおすすめです。
③乾燥肌
乾燥肌は、肌の水分量と皮脂量が不足している状態の肌質を指します。
肌表面で水分の蒸散を抑える働きが弱くなっていることに加え、角質層の水分を保持する機能も低下しているため、肌内部の水分含有量が少なくなっています。
次のような特徴に当てはまる場合、乾燥肌である可能性が高いです。
- 肌がカサカサ、ザラザラしている
- 洗顔後に肌がつっぱる感じがする
- 白い粉をふいたように見える
- 目元や口元にしわが目立ちやすい
- 肌に透明感やハリが失われている
この状態の肌はバリア機能が低下しており、外部刺激に敏感になりやすく、肌荒れを起こしやすい傾向があります。
加齢や日焼け、ストレスが主な原因として挙げられます。
そのため、乾燥肌の人は保湿ケアと紫外線対策を徹底することが大切です。
保湿力の強い製品を使用し、外出の際は、日焼け止めや日傘で対策することがおすすめです。
④敏感肌
敏感肌は、肌のバリア機能が弱く、外部からの刺激に対して防御力が低下した状態の肌質です。
そのため、通常の肌では問題のない刺激でも、敏感肌の場合は炎症や痒みなどの反応を引き起こすことがあります。
次のような特徴に当てはまる場合、敏感肌である可能性が高いです。
- 肌が赤くなりやすい、かゆみを感じやすい
- 化粧品や洗顔料などで刺激を受けやすい
- 環境の変化(気温、湿度、紫外線など)に敏感に反応する
- 肌トラブル(湿疹、かぶれ、ニキビなど)を起こしやすい
敏感肌のケアでは、刺激の少ない低刺激性の製品を選び、肌に優しく丁寧に扱うことが重要です。
無香料、無着色、アルコールフリーなどの表示がある製品や保湿力の強い製品を選び、肌をしっかりと保湿することをおすすめします。
意外と間違えている?正しいメンズスキンケアの順番とやり方
メンズスキンケアは、意外にも多くの男性が順番を間違えたり、必要なステップを省略してしまいがちです。
正しい順番で適切なケアを行わないと、乾燥や肌荒れをさらに助長してしまう可能性もあります。
また、使用する順番だけでなく、洗顔時の水温や力加減、化粧水の塗り方など、細かな点にも注意を払うことが大切です。
正しいメンズスキンケアの順番6ステップ
メンズスキンケアの正しい順番は次の6ステップです。順に解説していきます。
- 洗顔
- 化粧水
- パック
- 美容液
- 乳液
- クリーム
①洗顔
洗顔は、スキンケアの基本となる重要な第1ステップです。男性の肌は女性よりも多く皮脂を分泌するといわれているため、適切な洗顔が不可欠です。
洗顔の際は、次の点に注意しましょう。
(1)洗顔の際はぬるま湯を使用する
洗顔の際は、人間の体温程度(36度前後)のぬるま湯でやさしく肌を洗うことが大切です。
温度が高すぎるお湯で洗顔をしてしまうと、毛穴の開きを促進したり、肌のバリア機能を低下させてしまうおそれがあります。
特に入浴時は、体を洗っている時と同じ温度でそのまま顔を洗ってしまいがちなので注意しましょう。
(2)シャワーの水を直接肌に当てない
シャワーの水圧は思っている以上に強く、肌の表面の皮脂や水分を洗い流してしまいます。
その結果、肌は乾燥してしまい、バリア機能が低下することで、さまざまな肌トラブルの原因となります。
湯おけにぬるま湯を溜めるなどし、やさしくすくうように洗うことが大切です。
(3)ゴシゴシ擦らない
男性は洗顔の際、皮脂や毛穴の汚れを落とそうと、ついつい強い力で洗顔しがちです。
しかし、強い力でゴシゴシと顔を擦ってしまうと、肌に余分な負荷が加わり、乾燥やバリア機能の低下を引き起こす可能性があります。
洗顔の際は、泡立てネットなどを用いて洗顔料をしっかりと泡立てて、肌の上をやさしく転がすように洗うことを意識しましょう。
(4)粒子の大きいスクラブ洗顔料は避ける
粒子が大きいスクラブは、肌をこする際に物理的な刺激を与え、角質層を傷つけてしまうおそれがあります。
これにより肌のバリア機能が低下し、乾燥や敏感肌を引き起こす可能性もあるため、使用はおすすめできません。
毛穴の黒ずみ汚れや角質が気になる場合は、スクラブ洗顔料の代わりに酵素洗顔料を用い、古い角質を酵素の力で分解し、優しく落とすことがおすすめです。
②化粧水
洗顔後は時間を空けず、なるべくすぐに化粧水で保湿しましょう。
化粧水を塗る際は、手のひらに500円玉大程度の化粧水を出し、手のひらで軽く温めながら顔全体に広げていきます。
化粧水を塗る際に、コットンを使用される人も多いかと思いますが、手のひらを使用して化粧水を温めた方が肌になじみやすくなるため、おすすめです。
また、化粧水の保湿力を高めようと、大量の化粧水を手に出して塗っている人がいますが、実はこれはあまり意味がありません。
肌に浸透する水分量はあらかじめ決まっており、大量に化粧水を塗ったからといって保湿効果が上がるということはありません。
むしろベタついてしまい、その後に塗る美容液や乳液の浸透を妨げてしまう可能性があるため、使用量には注意しましょう。
③パック
ここが一番使用順序を間違えがちなポイントですが、実はパックは化粧水を塗った後に使用するのが正しい順番です。
パックを化粧水の後に使用することで、化粧水が肌を整え、パックの美容成分がより深く浸透しやすくなるからです。
また、化粧水を使うことで、パックの密着度が高まり、成分が均一に行き渡りやすくなる点も理由の1つです。化粧水を塗らずにパックを使用してしまうと、肌が乾燥している状態のため、美容成分が肌に十分に浸透しない可能性があります。
パックを使用する際は、次のポイントに注意しましょう。
(1)長時間放置しない
よく、パックの美容成分をさらに肌に浸透させようと、長い時間パックを顔に装着している人がいますが、これはかえって乾燥を引き起こす可能性があります。
肌に浸透する水分量はあらかじめ決まっているため、長時間装着したからといって肌への浸透量が増えることはありません。
メーカーによって定められた時間を守り、長時間の使用は避けましょう。
(2)入浴しながら使用しない
入浴中は汗をかくため、汗がパックに含まれる美容成分を洗い流してしまい、浸透の妨げとなってしまいます。
お風呂上がりに、化粧水を塗った後に使用するようにしましょう。
(3)週に2〜3回程度の使用にとどめる
パックは、肌の角質層を柔らかくし、美容成分を浸透させやすくしてくれますが、毎日使用すると、角質層が常にふやけた状態になり、バリア機能が低下するおそれがあります。
メーカーによって定められた使用頻度を守ることが大前提となりますが、基本的にパックの適切な使用頻度は、週に2〜3回程度が推奨されています。
また、パックを保管する際は、パックの美容成分がシート全体に行き渡った状態で固定できるよう、横向きで保管するようにしましょう。
④美容液
美容液は、化粧水を塗った後(パックを使用した際はパックの後)、乳液やクリームの前に使用します。
化粧水を塗る時と同様に、手のひらで温めてから顔全体に優しくなじませていき、こすらずに、やさしく肌に押し込むように塗布しましょう。
さまざまな肌悩みに応じた製品が販売されているため、乳液の前に取り入れてあげることで、さらに健康的で美しい肌を手に入れるサポートをしてくれます。
⑤乳液
男性だと、化粧水や美容液だけで終わらせてしまう人も多いですが、それだとせっかく肌に浸透させた保湿成分や美容成分が蒸発してしまいます。
美容成分が蒸発しないよう、最後に乳液でしっかりと肌にフタをしてあげることが大切です。
塗る際は、500円玉大程度の乳液を手のひらに取り、軽く温めながら、顔の中心から外側に向かって、大きく円を描くように優しく伸ばしていきます。
ゆっくりとやさしく塗ることで、顔全体にムラなく馴染ませていきましょう。
特に、目元や口元など、乾燥が気になる部分は入念に塗りましょう。
⑥クリーム
基本的に、クリームの使用に関しては乾燥が気になる人だけで大丈夫です。
クリームは乳液よりも油分が多く、肌にしっかりと潤いを閉じ込めてくれるので、自身の肌質や季節、そしてその日の肌の状態に合わせて取り入れてみてください。
使用の際は、パール粒大を目安に手に取り、顔の中心から外側に向かって、大きく円を描くように優しく伸ばしていきます。
最後に両手で顔全体を包み込むように優しく押さえて、ハンドプレスしてあげるとよりしっかりと浸透してくれます。
スキンケアの際のポイント・注意点
メンズスキンケアの6つの基本ステップを紹介しましたが、メンズスキンケアは順番だけでなく、使用方法にも注意が必要です。
メンズスキンケアで気を付けるべき主なポイント、注意点は次の3つです。
①洗顔の頻度を守る
洗顔は肌を清潔に保つために非常に重要なステップですが、やりすぎは禁物です。
洗顔の頻度を間違えると、肌のバリア機能を低下させ、乾燥や肌トラブルの原因となる可能性があります。
基本的に、洗顔の頻度は朝と夜の2回が推奨されています。洗顔の際は、洗顔料を使用し、ぬるま湯でやさしく洗いましょう。
②ヒゲの逆剃りを避ける
ヒゲを深剃りしようと、毛の流れと反対方向から毛を剃る人が多いですが、これは避けた方が良いです。
ヒゲの逆剃りは肌への負担が大きすぎてしまい、炎症を起こしやすくなります。
ヒゲを剃る際は、必ずシェービングクリームを塗り、ヒゲの生えている方向に沿って剃ることで肌への負担を減らしましょう。
③使用する製品を頻繁に変えすぎない
人間の肌は、新しい製品を使うたびに、新しい成分に慣れる必要があります。
そのため、頻繁に変えると、肌に負担がかかり、赤みや炎症、乾燥などのトラブルを引き起こす可能性があります。
頻繁に変えすぎないように注意しましょう。
スキンケアは朝と夜で異なる?
基本的に、朝と夜でスキンケアの順番や使用方法は変わりません。
ですが、朝と夜ではスキンケアの目的が異なります。
(1)朝のスキンケアの目的
・肌を清潔にする
・外部刺激から肌を守る
(2)夜のスキンケアの目的
・一日の汚れを落とす
・肌の修復と再生をサポートする
・保湿や栄養補給を行う
また、朝は洗顔料を使わずに洗顔した方が良いという意見を耳にしますが、基本的には朝も洗顔料を使って洗顔を行うことが推奨されています。
朝であっても人間の肌は、寝ている間の汗や部屋のホコリによって汚れが付着しており、ベタついているからです。
乾燥が気になる場合は、肌への刺激が少ない洗顔料を使用し、やさしく洗うようにしましょう。
メンズスキンケアの選び方
男性の肌質は、一般的に皮脂量が多く、水分量が少ない肌質だといわれていますが、実際の肌質や抱えている悩みには個人差があります。
メンズスキンケア製品を選ぶ際は、次のポイントを意識してみましょう。
肌質で選ぶ
紹介した4つの肌質に合わせて、それぞれ適切な製品を使用することが大切です。各肌質に応じたおすすめ製品の特徴は次の通りです。
①脂性肌向け製品
脂性肌は皮脂の分泌が多い肌質のため、さっぱりとした使用感の製品がおすすめです。
洗顔料:余分な皮脂を落とす効果のある酵素系や泥系の洗顔料
化粧水:アルコール配合の軽い使用感の化粧水
美容液・乳液:オイルフリーや水分ベースの軽いテクスチャーの製品
②混合肌向け製品
混合肌はTゾーンが脂っぽく、頬は乾燥しやすい肌質のため、バランスの取れた製品選びが重要です。
洗顔料:泡立ちの良い弱酸性の洗顔料
化粧水:さっぱりとしたローションタイプの化粧水
美容液・乳液:軽めのジェルタイプ、軽めのクリームタイプ
③乾燥肌向け製品
乾燥肌は水分と油分が不足しているため、しっとりとした保湿力の高い製品がおすすめです。
洗顔料:クリームタイプや泡タイプの低刺激洗顔料
化粧水:とろみのある保湿力の高い化粧水
美容液・乳液:濃厚なクリームタイプの乳液やオイル
④敏感肌向け製品
敏感肌は刺激に弱い肌質のため、低刺激で肌に優しい製品を選びましょう。
洗顔料:無添加や低刺激の泡タイプ洗顔料
化粧水:無香料・無着色の低刺激化粧水
美容液・乳液:刺激の少ないしっとりタイプの製品
肌悩みに合わせて選ぶ
メンズスキンケアの選び方は、肌質だけでなく、肌の悩みに合わせて製品を選ぶことも重要です。
例えば、毛穴に悩んでいる場合は、毛穴の汚れをしっかり落とせる洗顔料を選び、収れん作用(毛穴を一時的に縮める働き)が期待できる化粧水や美容液を使用することがおすすめです。
ほかにも、肌荒れやニキビ、シミ、シワ、トーンアップなど、それぞれの肌悩みに適した製品を使用することで、より健康的な肌を手にいれる一助になります。
季節に合わせて選ぶ
季節によって気温や湿度、紫外線の強さなど、肌を取り巻く環境が大きく変化するため、季節に合わせてスキンケアアイテムを選ぶことは非常に重要です。
夏は高温多湿で紫外線が強く、皮脂分泌が活発になるため、さっぱりとした使用感の軽いテクスチャーの製品や、UVケアができるアイテムを選ぶとよいでしょう。
一方、冬は乾燥が厳しく、肌のバリア機能が低下しやすいので、保湿力の高い濃厚なテクスチャの製品を選ぶことがおすすめです。
季節に応じて、自分の肌状態に合わせたスキンケアを行いましょう。
メンズのスキンケアにおすすめの化粧水
- 価格:1,480円〜1,980円
- 内容量:200mlml
- 香り:グリーンシトラス&フローラル
お肌を最初にうるおす化粧水は、こだわって選びませんか?
Dr.GINO 薬用スキンケアローションは、2つの有効成分(グリチルリチン酸2K、水溶性プラセンタ)を配合した薬用の化粧水です。
日常のひげそりや紫外線など、過酷な環境に晒されているお肌に鎮静のケアを行います。
ベタベタするスキンケアが苦手な方も、軽いとろみのあるテクスチャがすっと肌に馴染むため、ノンストレスでご使用いただけます。
グリーンシトラス&フローラルの香りが、上質なスキンケアタイムを演出します。
メンズスキンケアのよくある間違い3選
メンズスキンケアは、正しい方法を知らずに間違った手順や方法でケアをしてしまうことが多いです。
ここでは、スキンケア初心者から経験者まで、誰もが見落としがちなよくある間違いを3つ取り上げ、それぞれの改善方法を解説します。
顔のテカリを気にして保湿剤を使用しない
保湿剤を使用しないと、肌の水分バランスが崩れ、かえって皮脂の過剰分泌を引き起こす可能性があります。
これにより、肌の乾燥や炎症、バリア機能の低下を招き、さまざまな肌トラブルの原因となります。
ジェルタイプや水分ベースの乳液など、さっぱりとした製品を使用すれば、テカリを抑えつつ適切な保湿ができるため、皮脂量が気になる人もしっかりと保湿剤を使用するようにしましょう。
無理な角質・角栓ケアを行う
肌の角質層は、肌を外部刺激から守る重要なバリアの役割を果たしていますが、過度な角質除去はこのバリア機能を弱め、肌を乾燥や刺激に対して脆弱にしてしまいます。
また、過剰な角栓除去は毛穴を傷つけ、ニキビや炎症を引き起こす原因になることもあります。
適切な角質ケアは必要ですが、過度なスクラブや強いピーリングは避け、肌の状態に合わせた穏やかなケアを心がけましょう。
肌質に合っていない製品を使用し続ける
自分の肌質に適切でない製品の使用は、肌のバリア機能を損なう可能性があります。
例えば、乾燥肌の人が脂性肌向けの製品を使用すると、必要な油分が奪われ、さらに乾燥が進行が進む可能性があります。
逆に、脂性肌の人が過度に保湿力の高い製品を使用すると、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビや吹き出物の原因になりかねません。
また、肌に合わない成分が含まれていると、アレルギー反応や炎症を引き起こすリスクが高まり、肌が赤くなったり、かゆみが生じたりすることがあります。
したがって、自分の肌質に合った製品を選び、適切なスキンケアを行うことが重要です。
自分の肌質がよくわからないという人は、一度皮膚科を訪問し、自身の肌質について適切なケアを聞いてみることをおすすめします。
正しい手順と方法でメンズスキンケアを始めよう
男性の肌質は女性とは大きく異なるため、正しい手順と方法で適切に行うことが重要です。
今回の記事で紹介したスキンケアの順番や注意点を参考に、適切なメンズスキンケアを行っていきましょう。
また、健康な肌を保つ上では、外側からのケアだけでなく、内側からのケアも重要です。
バランスの取れた食事や十分な睡眠、適度な運動は、肌の健康に大きく影響しますので、正しい生活習慣の見直しも行なっていきましょう。
これらの生活習慣の改善と、本記事で紹介した適切な外側からのケアを組み合わせることで、より健康的で魅力的な肌を手に入れる一助になります。
ぜひ、本記事を参考に、総合的なアプローチで健やかな肌を手に入れましょう。